*index.txt* For
Vim バージョン 7.3. Last change: 2011 Aug 06
VIM REFERENCE MANUAL by Bram Moolenaar
*index*
このファイルには各モードのすべてのコマンドが列挙されており、タグと短い説明が示
されている。一覧はアスキーコード順に並んでいる。
ヒント: 機能で検索するときは、検索コマンドを使用する。例えば、何かを削除するコ
マンドを検索したいなら、"/削除"を使用する。
1. 挿入モード
|insert-index|
2. ノーマルモード
|normal-index|
2.1. テキストオブジェクト
|objects|
2.2. ウィンドウコマンド
|CTRL-W|
2.3. 角括弧コマンド
|[|
2.4. 'g' で始まるコマンド
|g|
2.5. 'z' で始まるコマンド
|z|
3. ビジュアルモード
|visual-index|
4. コマンドライン編集
|ex-edit-index|
5. EX コマンド
|ex-cmd-index|
オプションの概略は help.txt を参照。
|option-list|
ビルトイン関数の詳細は
|functions|を参照。
Vim変数の一覧は
|vim-variable|を参照。
全ヘルプ項目の一覧は
|help-tags| を参照。
==============================================================================
1. 挿入モード
*insert-index*
タグ 文字 挿入モードでの動作
-----------------------------------------------------------------------
|i_CTRL-@| CTRL-@ 直前に挿入したテキストを挿入し、挿入モードを
終了する。
|i_CTRL-A| CTRL-A 直前に挿入したテキストを挿入する。
CTRL-B 未使用
|i_CTRL-B-gone|
|i_CTRL-C| CTRL-C 'insertmode' がセットされていなければ、短縮入
力をチェックせずに挿入モードを終了する。
|i_CTRL-D| CTRL-D 現在の行から shiftwidth 分のインデントを削除
する。
|i_CTRL-E| CTRL-E 下の行のカーソルと同じ位置にある文字を挿入する
CTRL-F 未使用 (しかし標準設定では
'cinkeys'の設定によ
りカーソル行を再インデントするのに使用される)
|i_CTRL-G_j| CTRL-G CTRL-J 下の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
|i_CTRL-G_j| CTRL-G j 下の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
|i_CTRL-G_j| CTRL-G <Down> 下の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
|i_CTRL-G_k| CTRL-G CTRL-K 上の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
|i_CTRL-G_k| CTRL-G k 上の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
|i_CTRL-G_k| CTRL-G <Up> 上の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
|i_CTRL-G_u| CTRL-G u アンドゥで元に戻す地点を新たに設定
|i_<BS>| <BS> カーソルの前にある文字を削除する。
|i_digraph| {char1}<BS>{char2}
二重字(digraph)を入力する。 (
'digraph' オプ
ションがオンのとき)
|i_CTRL-H| CTRL-H <BS> と同じ
|i_<Tab>| <Tab> <Tab> 文字を挿入
|i_CTRL-I| CTRL-I <Tab> と同じ
|i_<NL>| <NL> <CR> と同じ
|i_CTRL-J| CTRL-J <CR> と同じ
|i_CTRL-K| CTRL-K {char1} {char2}
二重字(digraph)を入力する。
|i_CTRL-L| CTRL-L 'insertmode'がオンのとき、挿入モードを終了する
|i_<CR>| <CR> 改行を入力。
|i_CTRL-M| CTRL-M <CR> と同じ。
|i_CTRL-N| CTRL-N カーソルの前にあるキーワードで前方検索し、一致
した単語で補完する。
|i_CTRL-O| CTRL-O 1回コマンドを実行し、挿入モードに戻る。
|i_CTRL-P| CTRL-P カーソルの前にあるキーワードで後方検索し、一致
した単語で補完する。
|i_CTRL-Q| CTRL-Q CTRL-V と同じ。端末制御に使用されている場合を
除く。
|i_CTRL-R| CTRL-R {0-9a-z"%#*:=}
レジスタに保存されている文字列を挿入。
|i_CTRL-R_CTRL-R| CTRL-R CTRL-R {0-9a-z"%#*:=}
レジスタに保存されている文字列そのものを挿入。
|i_CTRL-R_CTRL-O| CTRL-R CTRL-O {0-9a-z"%#*:=}
レジスタに保存されている文字列そのものを挿入。
インデントは挿入しない。
|i_CTRL-R_CTRL-P| CTRL-R CTRL-P {0-9a-z"%#*:=}
レジスタに保存されている文字列そのものを挿入。
インデントは固定。
CTRL-S (端末制御に使用)
|i_CTRL-T| CTRL-T 現在の行に shiftwidth 分のインデントを挿入する。
|i_CTRL-U| CTRL-U 現在の行に挿入したすべての文字を削除する。
|i_CTRL-V| CTRL-V {char} 続いて入力する数字以外の文字をそのまま挿入する
|i_CTRL-V_digit| CTRL-V {number} 続いて入力する3桁の10進数で1バイト文字を指定
して挿入
|i_CTRL-W| CTRL-W カーソルの前にある単語を削除する。
|i_CTRL-X| CTRL-X {mode} CTRL-X サブモードに移行する。
詳しくは
|i_CTRL-X_index|を参照。
|i_CTRL-Y| CTRL-Y 上の行のカーソルと同じ位置にある文字を挿入する
|i_CTRL-Z| CTRL-Z 'insertmode' がセットされている場合: Vim をサ
スペンドする。
|i_<Esc>| <Esc> 挿入モードを終了する。(
'insertmode' がセットさ
れていない場合)
|i_CTRL-[| CTRL-[ <Esc> と同じ。
|i_CTRL-\_CTRL-N| CTRL-\ CTRL-N ノーマルモードへ移行。
|i_CTRL-\_CTRL-G| CTRL-\ CTRL-G 'insertmode'に合わせたモードへ移行。
CTRL-\ a - z 将来の拡張のために予約。
CTRL-\ others 未使用
|i_CTRL-]| CTRL-] 短縮入力を適用する
CTRL-^ マップ
|:lmap|の有効無効を切り替える
|i_CTRL-_| CTRL-_ 'allowrevins' がオンのとき、言語を切り替える。
(ヘブライ語、ペルシア語) {コンパイル時に
|+rightleft| オプションを有効にしたときのみ}
<Space> to '~' 未使用。ただし
CTRL-D が後に続く '0' と '^' は
除く。
|i_0_CTRL-D| 0
CTRL-D 現在の行の全インデントを削除する。
|i_^_CTRL-D| ^
CTRL-D 現在の行の全インデントを削除し、次の行に復元。
|i_<Del>| <Del> カーソル位置の文字を削除。
Meta characters (0x80 to 0xff, 128 to 255)
未使用
|i_<Left>| <Left> カーソルを1文字左へ移動。
|i_<S-Left>| <S-Left> カーソルを1単語左へ移動。
|i_<C-Left>| <C-Left> カーソルを1単語左へ移動。
|i_<Right>| <Right> カーソルを1文字右へ移動。
|i_<S-Right>| <S-Right> カーソルを1単語右へ移動。
|i_<C-Right>| <C-Right> カーソルを1単語右へ移動。
|i_<Up>| <Up> カーソルを1行上へ移動。
|i_<S-Up>| <S-Up> <PageUp> と同じ。
|i_<Down>| <Down> カーソルを1行下へ移動。
|i_<S-Down>| <S-Down> <PageDown> と同じ。
|i_<Home>| <Home> カーソルを行の先頭へ移動。
|i_<C-Home>| <C-Home> カーソルを行の先頭へ移動。
|i_<End>| <End> カーソルを行末へ移動。
|i_<C-End>| <C-End> カーソルを行末へ移動。
|i_<PageUp>| <PageUp> 1画面上へスクロール。
|i_<PageDown>| <PageDown> 1画面下へスクロール。
|i_<F1>| <F1> <Help> と同じ。
|i_<Help>| <Help> 挿入モードを終了し、ヘルプウィンドウを表示する。
|i_<Insert>| <Insert> 挿入/上書きモードをトグルする。
|i_<LeftMouse>| <LeftMouse> カーソルをマウスクリックした位置へ移動。
|i_<ScrollWheelDown>| <ScrollWheelDown> ウィンドウを3行下へ
|i_<S-ScrollWheelDown>| <S-ScrollWheelDown> ウィンドウを1画面下ヘ
|i_<ScrollWheelUp>| <ScrollWheelUp> ウィンドウを3行上へ
|i_<S-ScrollWheelUp>| <S-ScrollWheelUp> ウィンドウを1画面上へ
|i_<ScrollWheelLeft>| <ScrollWheelLeft> ウィンドウを6列左へ
|i_<S-ScrollWheelLeft>| <S-ScrollWheelLeft> ウィンドウを1画面左へ
|i_<ScrollWheelRight>| <ScrollWheelRight> ウィンドウを6列右へ
|i_<S-ScrollWheelRight>| <S-ScrollWheelRight> ウィンドウを1画面右へ
CTRL-X サブモードで使用するコマンド
*i_CTRL-X_index*
|i_CTRL-X_CTRL-D| CTRL-X CTRL-D 定義済みの識別子を補完。
|i_CTRL-X_CTRL-E| CTRL-X CTRL-E ウィンドウを上へスクロール。
|i_CTRL-X_CTRL-F| CTRL-X CTRL-F ファイル名を補完。
|i_CTRL-X_CTRL-I| CTRL-X CTRL-I 識別子を補完。
|i_CTRL-X_CTRL-K| CTRL-X CTRL-K 辞書の識別子を補完。
|i_CTRL-X_CTRL-L| CTRL-X CTRL-L 行全体を補完。
|i_CTRL-X_CTRL-N| CTRL-X CTRL-N 次の補完候補。
|i_CTRL-X_CTRL-O| CTRL-X CTRL-O オムニ補完
|i_CTRL-X_CTRL-P| CTRL-X CTRL-P 前の補完候補。
|i_CTRL-X_CTRL-S| CTRL-X CTRL-S スペリング補完
|i_CTRL-X_CTRL-T| CTRL-X CTRL-T 類語による補完
|i_CTRL-X_CTRL-Y| CTRL-X CTRL-Y ウィンドウを下へスクロール。
|i_CTRL-X_CTRL-U| CTRL-X CTRL-U 'completefunc'による補完
|i_CTRL-X_CTRL-V| CTRL-X CTRL-V コマンドラインと同様な補完
|i_CTRL-X_CTRL-]| CTRL-X CTRL-] タグを補完。
|i_CTRL-X_s| CTRL-X s スペリング補完
{コンパイル時に
|+insert_expand| オプションを有効にしたときのみ利用可能}
==============================================================================
2. ノーマルモード
*normal-index*
CHAR 空白以外の文字
WORD 空白以外の文字からなる文字列
N コマンドの前に入力される数字
{motion} カーソル移動コマンド
Nmove
{motion} でカーソルが通過するテキスト
SECTION セクション。'{'ではなく'}'の場合もある
|section|
Note: 1 = カーソル移動コマンド 2 = アンドゥ/リドゥ可能
タグ 文字 注 ノーマルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
CTRL-@ 未使用
|CTRL-A| CTRL-A 2 カーソル位置/カーソルより後ろにある数字に
N
を加える。
|CTRL-B| CTRL-B 1 ウィンドウを
N 画面上へスクロール。
|CTRL-C| CTRL-C 現在の(検索)コマンドを中断する。
|CTRL-D| CTRL-D ウィンドウを
N 行下へスクロールする。
(省略時は半画面)
|CTRL-E| CTRL-E ウィンドウを
N 行下へスクロールする。
|CTRL-F| CTRL-F 1 ウィンドウを
N 画面下へスクロール。
|CTRL-G| CTRL-G 現在のファイル名とカーソル位置を表示する。
|<BS>| <BS> 1 "h" と同じ。
|CTRL-H| CTRL-H 1 "h" と同じ。
|<Tab>| <Tab> 1
N 個先のジャンプリストの場所へジャンプする。
|CTRL-I| CTRL-I 1
<Tab> と同じ。
|<NL>| <NL> 1 "j" と同じ。
|CTRL-J| CTRL-J 1 "j" と同じ。
CTRL-K 未使用
|CTRL-L| CTRL-L 画面の再描画。
|<CR>| <CR> 1 カーソルを
N 行下の先頭の CHAR へ移動。
|CTRL-M| CTRL-M 1
<CR> と同じ。
|CTRL-N| CTRL-N 1 "j" と同じ。
|CTRL-O| CTRL-O 1
N 個前のジャンプリストの場所へジャンプする。
|CTRL-P| CTRL-P 1 "k" と同じ。
CTRL-Q (端末制御に使用)
|CTRL-R| CTRL-R 2 'u' でアンドゥした変更をリドゥする。
CTRL-S (端末制御に使用)
|CTRL-T| CTRL-T N 個前のタグリストの場所へジャンプする。
|CTRL-U| CTRL-U ウィンドウを
N 行上へスクロール。
(省略時は半画面)
|CTRL-V| CTRL-V ブロック指定のビジュアルモードを開始する。
|CTRL-W| CTRL-W {char} ウィンドウコマンド、
|CTRL-W| を参照。
|CTRL-X| CTRL-X 2 カーソル位置/カーソルより後ろにある数字に
N
を減じる。
|CTRL-Y| CTRL-Y ウィンドウを
N 行下へスクロール。
|CTRL-Z| CTRL-Z Vim の実行を中断。(新しいシェルを開始する)
CTRL-[ <Esc> 未使用
|CTRL-\_CTRL-N| CTRL-\ CTRL-N ノーマルモードへ移行。(つまり何もしない)
|CTRL-\_CTRL-G| CTRL-\ CTRL-G 'insertmode'に合わせたモードへ移行。
CTRL-\ a - z 将来の拡張のために予約。
CTRL-\ others 未使用
|CTRL-]| CTRL-] カーソル位置の単語を :ta で検索する。
|CTRL-^| CTRL-^ N 番目のファイルを編集する。(":e #
N" と同じ)
CTRL-_ 未使用
|<Space>| <Space> 1 "l" と同じ。
|!| !
{motion}{filter}
2 Nmove のテキストを
{filter} コマンドでフィ
ルタする。
|!!| !!
{filter} 2
N 行を
{filter} コマンドでフィルタする。
|quote| "
{a-zA-Z0-9.%#:-"} 削除、ヤンク、プットコマンドでレジスタ
{a-zA-Z0-9.%#:-"} (大文字は既存のレジスタに
追加する)を指定するために使用する。(
{.%#:}
はプットコマンドでのみ有効)
|#| # 1 カーソル位置の単語で後方検索し、
N 番目に見
つかった場所へ移動。
|$| $ 1 カーソルを
N 行下の行末へ移動。
|%| % 1 現在の行にある次の括弧やC風コメント(/* */)
の対、対応するプリプロセッサなどに移動
|N%| {count}% 1 ファイルの
N パーセントの位置に移動。
|&| & 2 最後に実行した :s コマンドを繰り返す。
|'| '
{a-zA-Z0-9} 1
{a-zA-Z0-9} でマークした行の先頭の CHAR へ
カーソルを移動。
|''| '' 1 最後のジャンプの前にいた行の先頭の CHAR へ
カーソルを移動。
|'(| '( 1 現在の文の文頭がある行の先頭の CHAR へ移動
|')| ') 1 現在の文の文末がある行の先頭の CHAR へ移動
|'<| '< 1 カレントバッファで選択されていた選択範囲の
最初の行の先頭の CHAR へカーソルを移動。
|'>| '> 1 カレントバッファで選択されていた選択範囲の
最後の行の先頭の CHAR へカーソルを移動。
|'[| '[ 1 最後に編集したテキストまたは挿入したテキス
トの先頭行の先頭の CHAR へカーソルを移動。
|']| '] 1 最後に編集したテキストまたは挿入したテキス
トの末尾行の先頭の CHAR へカーソルを移動。
|'{| '{ 1 現在の段落の最初の行の先頭の CHAR へ移動
|'}| '} 1 現在の段落の最後の行の先頭の CHAR へ移動
|(| ( 1 カーソルを
N 文だけ戻す。
|)| ) 1 カーソルを
N 文だけ先に進める。
|star| * 1 カーソル位置の単語を前方検索し、
N 番目に見
つかった位置へ移動。
|+| + 1
<CR>と同じ。
|,| , 1 最後に実行した f, t, F または T コマンドを
逆向きに
N 回繰り返す。
|-| - 1 カーソルを
N 行上の先頭の CHAR へ移動。
|.| . 2 最後の編集を
N 回繰り返す。
|/| /
{pattern}<CR> 1
{pattern} で前方検索し、
N 番目に見つかった
位置へ移動。
|/<CR>| /
<CR> 1 最後の検索の
{pattern} で前方検索。
|count| 0 1 カーソルを行頭文字へ移動。
|count| 1 カウントを指定するためにコマンドの前に入力
|count| 2 "
|count| 3 "
|count| 4 "
|count| 5 "
|count| 6 "
|count| 7 "
|count| 8 "
|count| 9 "
|:| : 1 Ex コマンドの入力開始。
|N:| {count}: カレント行から
N-1 行下の行までの範囲で有効
となる Ex コマンドの入力開始。
|;| ; 1 最後の f, t, F または T を
N 回繰り返す。
|<| <
{motion} 2 Nmove の行を
'shiftwidth' 分だけ左へシフト。
|<<| << 2
N 行を
'shiftwidth' 分だけ左へシフト。
|=| =
{motion} 2 Nmove の行のインデントを調整する。
|==| == 2
N 行のインデントを調整する。
|>| >
{motion} 2 Nmove の行を
'shiftwidth' 分だけ右へシフト。
|>>| >> 2
N 行を
'shiftwidth' 分だけ右へシフト。
|?| ?
{pattern}<CR> 1
{pattern} で後方検索し、
N 番目に見つかった
位置へ移動。
|?<CR>| ?
<CR> 1 最後の検索の
{pattern} で後方検索。
|@| @
{a-z} 2 レジスタ
{a-z} の内容を
N 回実行する。
|@:| @: 最後の ":" コマンドを
N 回実行する。
|@@| @@ 2 最後の @
{a-z} コマンドを
N 回実行する。
|A| A 2 行末に
N 回テキストを追加する。
|B| B 1 カーソルを
N WORD だけ戻す。
|C| ["x]C 2 カーソル位置から行末までと続く
N-1 行のテキ
ストを削除し[バッファ x に保存して]、テキス
トを入力する; "c$" と同じ。
|D| ["x]D 2 カーソル位置から行末までと続く
N-1 行のテキ
ストを削除する[バッファ x に保存する]; "d$"
と同じ。
|E| E 1 カーソルを
N 先の WORD の末尾へ移動。
|F| F
{char} 1 カーソルを左方向へ
N 個目の
{char} に移動。
|G| G 1 カーソルを
N 行目に移動、省略時は最後の行。
|H| H 1 カーソルを画面の上から
N 行目に移動。
|I| I 2 行の先頭の CHAR の前に
N 回テキストを挿入。
|J| J 2
N 行結合。省略時は2行。
|K| K カーソル位置のキーワードを
'keywordprg' で
調べる。
|L| L 1 カーソルを画面の下から
N 行目に移動。
|M| M 1 カーソルを画面の中央の行に移動。
|N| N 1 最後に実行した '/' または '?' を逆方向に
N
回実行する。
|O| O 2 カーソルの上に新規に行を挿入し、テキストを
入力、
N 回繰り返す。
|P| ["x]P 2 カーソルの前に[バッファ x の]テキストを
N
回挿入する。
|Q| Q "Ex" モードに移行する。
|R| R 2 上書きモードに移行する: 今ある文字を上書き
する、入力したテキストを
N-1 回繰り返す。
|S| ["x]S 2
N 行削除し[バッファ x に保存]、テキストの挿
入開始; "cc"と同じ。
|T| T
{char} 1 カーソルを左方向へ
N 個目の
{char} の直後ま
で移動。
|U| U 2 1行中の最近の変更をすべて取り消す。
|V| V 行指定のビジュアルモードを開始する。
|W| W 1 カーソルを
N WORD 先に進める。
|X| ["x]X 2 カーソルの前にある
N 文字を削除する[バッファ
x に保存]。
|Y| ["x]Y
N 行[バッファ x に]ヤンクする; "yy" と同じ。
|ZZ| ZZ カレントファイルが編集されていたら、保存し
て編集を終了する。
|ZQ| ZQ カレントファイルの編集を終了する。
|[| [
{char} 大括弧コマンド (下の
|[|を参照)
\ 未使用
|]| ]
{char} 大括弧コマンド (下の
|]|を参照)
|^| ^ 1 カーソルを行の先頭の CHAR へ移動。
|_| _ 1 カーソルを
N-1 行下の先頭の CHAR へ移動。
|`| `
{a-zA-Z0-9} 1 カーソルをマーク
{a-zA-Z0-9} へ移動。
|`(| `( 1 現在の文の文頭へ移動
|`)| `) 1 現在の文の文末へ移動
|`<| `< 1 最後に選択されていた選択範囲の先頭に移動
|`>| `> 1 最後に選択されていた選択範囲の末尾に移動
|`[| `[ 1 最後に編集したテキストまたは挿入したテキス
トの先頭へカーソルを移動。
|`]| `] 1 最後に編集したテキストまたは挿入したテキス
トの末尾へカーソルを移動。
|``| `` 1 最後のジャンプの前にいた位置へカーソルを移
動。
|`{| `{ 1 現在の段落の最初へ移動
|`}| `} 1 現在の段落の最後へ移動
|a| a 2 カーソルの直後に
N 回テキストを追加する。
|b| b 1 カーソルを
N ワードだけ戻す。
|c| ["x]c
{motion} 2 Nmove のテキストを削除[バッファ x に保存]し、
挿入モードへ移行。
|cc| ["x]cc 2
N 行削除[バッファ x に保存]し、挿入モードへ
移行。
|d| ["x]d
{motion} 2 Nmove のテキストを削除[バッファ x に保存]。
|dd| ["x]dd 2
N 行削除[バッファ x に保存]。
|do| do 2 ":diffget" と同じ。
|dp| dp 2 ":diffput" と同じ。
|e| e 1 カーソルを
N 先のワードの末尾へ移動。
|f| f
{char} 1 カーソルを右方向へ
N 個目の
{char} に移動。
|g| g
{char} 拡張コマンド、下の
|g|を参照。
|h| h 1 カーソルを左へ
N 文字移動。
|i| i 2 カーソルの直前に
N 回テキストを挿入する。
|j| j 1 カーソルを
N 行下へ移動する。
|k| k 1 カーソルを
N 行上へ移動する。
|l| l 1 カーソルを右へ
N 文字移動。
|m| m
{A-Za-z} カーソル位置にマーク
{A-Za-z} をセットする。
|n| n 1 最後の '/' or '?' を
N 回繰り返す。
|o| o 2 カーソルの下に新規に行を挿入し、テキストを
入力、
N 回繰り返す。
|p| ["x]p 2 カーソルの後に[バッファ x の]テキストを
N
回挿入する。
|q| q
{0-9a-zA-Z"} 入力した文字をレジスタ
{0-9a-zA-Z"} に記録
する。(大文字なら既存のレジスタに追加)
|q| q (記録中なら) レジスタへの記録を終了する。
|q:| q: コマンドラインウィンドウで : のコマンドライ
ンを編集する。
|q/| q/ コマンドラインウィンドウで / のコマンドライ
ンを編集する。
|q?| q? コマンドらインウィンドウで ? のコマンドライ
ンを編集する。
|r| r
{char} 2
N 文字を
{char} で置き換える。
|s| ["x]s 2 (置換)
N 文字削除[バッファ x に保存]し、挿
入モードに移行。
|t| t
{char} 1 カーソルを右方向へ
N 個目の
{char} の直前ま
で移動。
|u| u 2 変更をアンドゥ。
|v| v 文字指定のビジュアルモードを開始する。
|w| w 1 カーソルを
N ワード先へ移動。
|x| ["x]x 2 カーソル位置と直後の
N 文字を削除[バッファ
x に保存]
|y| ["x]y
{motion} Nmove のテキストを[バッファ x へ]ヤンク。
|yy| ["x]yy
N 行[バッファ x へ]ヤンク。
|z| z
{char} 'z'で始まるコマンドの実行。下記参照
|z|
|{| { 1 カーソルを
N 段落戻す。
|bar| | 1 カーソルを
N カラムへ移動。
|}| } 1 カーソルを
N 段落進める。
|~| ~ 2
'tildeop' オフ: カーソル位置の
N 文字の大文
字小文字を逆転し、カーソルを右へ
N 文字移動
する。
|~| ~
{motion} 'tildeop' オン: Nmove のテキストの大文字小
文字を逆転する。
|<C-End>| <C-End> 1 "G" と同じ。
|<C-Home>| <C-Home> 1 "gg" と同じ。
|<C-Left>| <C-Left> 1 "b" と同じ。
|<C-Home>| <C-Home> 2 "gg" と同じ。
|<C-Left>| <C-Left> 2 "b" と同じ。
|<C-LeftMouse>| <C-LeftMouse> マウスクリック位置のキーワードで ":ta" を実
行する。
|<C-Right>| <C-Right> 1 "w" と同じ。
|<C-RightMouse>| <C-RightMouse> "
CTRL-T" と同じ。
|<Del>| ["x]
<Del> 2 "x" と同じ。
|N<Del>| {count}<Del> 入力した
{count} から最後の数字を削除する。
|<Down>| <Down> 1 "j" と同じ。
|<End>| <End> 1 "$" と同じ。
|<F1>| <F1> <Help> と同じ。
|<Help>| <Help> ヘルプウィンドウを開く。
|<Home>| <Home> 1 "0" と同じ。
|<Insert>| <Insert> 2 "i" と同じ。
|<Left>| <Left> 1 "h" と同じ。
|<LeftMouse>| <LeftMouse> 1 カーソルをマウスクリック位置へ移動。
|<MiddleMouse>| <MiddleMouse> 2 マウスクリック位置で実行した "gP" と同じ。
|<PageDown>| <PageDown> CTRL-F と同じ。
|<PageUp>| <PageUp> CTRL-B と同じ。
|<Right>| <Right> 1 "l" と同じ。
|<RightMouse>| <RightMouse> ビジュアルモードを開始、カーソルをマウスク
リック位置へ移動。
|<S-Down>| <S-Down> 1
CTRL-F と同じ。
|<S-Left>| <S-Left> 1 "b" と同じ。
|<S-LeftMouse>| <S-LeftMouse> マウスクリック位置で実行した "*" と同じ。
|<S-Right>| <S-Right> 1 "w" と同じ。
|<S-RightMouse>| <S-RightMouse> マウスクリック位置で実行した "#" と同じ。
|<S-Up>| <S-Up> 1
CTRL-B と同じ。
|<Undo>| <Undo> 2 "u" と同じ。
|<Up>| <Up> 1 "k" と同じ。
|<ScrollWheelDown>| <ScrollWheelDown> ウィンドウを3行下へ
|<S-ScrollWheelDown>| <S-ScrollWheelDown> ウィンドウを1画面下へ
|<ScrollWheelUp>| <ScrollWheelUp> ウィンドウを3行上へ
|<S-ScrollWheelUp>| <S-ScrollWheelUp> ウィンドウを1画面上へ
|<ScrollWheelLeft>| <ScrollWheelLeft> ウィンドウを6列左へ
|<S-ScrollWheelLeft>| <S-ScrollWheelLeft> ウィンドウを1画面左へ
|<ScrollWheelRight>| <ScrollWheelRight> ウィンドウを6列右へ
|<S-ScrollWheelRight>| <S-ScrollWheelRight> ウィンドウを1画面右へ
==============================================================================
2.1 テキストオブジェクト
*objects*
以下のコマンドは演算コマンドの後、もしくは、ビジュアルモードでオブジェクトを選
択する際に使われる。
ビジュアルモードと
タグ コマンド オペレータ待機モードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
|v_aquote| a" ダブルクォートで囲まれた文字列
|v_a'| a' シングルクォートで囲まれた文字列
|v_a(| a( ab と同じ。
|v_a)| a) ab と同じ。
|v_a<| a< "a <>" '<' から '>' までを選択。
|v_a>| a> a< と同じ。
|v_aB| aB "a Block" "[{" から "]}" までを選択(括弧を
含む)。
|v_aW| aW "a WORD" (ホワイトスペースを含む)
|v_a[| a[ "a []" '[' から ']' までを選択。
|v_a]| a] a[ と同じ。
|v_a`| a` バッククォートで囲まれた文字列
|v_ab| ab "a block" "[(" から "])" までを選択(括弧を
含む)。
|v_ap| ap "a paragraph" (ホワイトスペースを含む)
|v_as| as "a sentence" (ホワイトスペースを含む)
|v_at| at "a tag block" (ホワイトスペースを含む)
|v_aw| aw "a word" (ホワイトスペースを含む)
|v_a{| a{ aB と同じ。
|v_a}| a} aB と同じ。
|v_iquote| i" ダブルクォートで囲まれた文字列。ダブル
クォートは含まない。
|v_i'| i' シングルクォートで囲まれた文字列。シングル
クォートは含まない。
|v_i(| i( ib と同じ。
|v_i)| i) ib と同じ。
|v_i<| i< "inner <>" '<' から '>' までを選択。
|v_i>| i> i< と同じ。
|v_iB| iB "inner Block" "[{" から "]}" までを選択。
|v_iW| iW "inner WORD"
|v_i[| i[ "inner []" '[' から ']' までを選択。
|v_i]| i] i[ と同じ。
|v_i`| i` バッククォートで囲まれた文字列。バック
クォートは含まない。
|v_ib| ib "inner block" "[(" から "])" までを選択。
|v_ip| ip "inner paragraph"
|v_is| is "inner sentence"
|v_it| it "inner tag block"
|v_iw| iw "inner word"
|v_i{| i{ iB と同じ。
|v_i}| i} iB と同じ。
==============================================================================
2.2 ウィンドウコマンド
*CTRL-W*
タグ コマンド ノーマルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
|CTRL-W_CTRL-B| CTRL-W CTRL-B "
CTRL-W b" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-C| CTRL-W CTRL-C "
CTRL-W c" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-D| CTRL-W CTRL-D "
CTRL-W d" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-F| CTRL-W CTRL-F "
CTRL-W f" と同じ。
CTRL-W CTRL-G "
CTRL-W g .." と同じ。
|CTRL-W_CTRL-H| CTRL-W CTRL-H "
CTRL-W h" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-I| CTRL-W CTRL-I "
CTRL-W i" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-J| CTRL-W CTRL-J "
CTRL-W j" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-K| CTRL-W CTRL-K "
CTRL-W k" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-L| CTRL-W CTRL-L "
CTRL-W l" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-N| CTRL-W CTRL-N "
CTRL-W n" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-O| CTRL-W CTRL-O "
CTRL-W o" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-P| CTRL-W CTRL-P "
CTRL-W p" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-Q| CTRL-W CTRL-Q "
CTRL-W q" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-R| CTRL-W CTRL-R "
CTRL-W r" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-S| CTRL-W CTRL-S "
CTRL-W s" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-T| CTRL-W CTRL-T "
CTRL-W t" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-V| CTRL-W CTRL-V "
CTRL-W v" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-W| CTRL-W CTRL-W "
CTRL-W w" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-X| CTRL-W CTRL-X "
CTRL-W x" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-Z| CTRL-W CTRL-Z "
CTRL-W z" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-]| CTRL-W CTRL-] "
CTRL-W ]" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-^| CTRL-W CTRL-^ "
CTRL-W ^" と同じ。
|CTRL-W_CTRL-_| CTRL-W CTRL-_ "
CTRL-W _" と同じ。
|CTRL-W_+| CTRL-W + カレントウィンドウの高さを
N 行高くする。
|CTRL-W_-| CTRL-W - カレントウィンドウの高さを
N 行低くする。
|CTRL-W_<| CTRL-W < カレントウィンドウの幅を
N 列狭める
|CTRL-W_=| CTRL-W = すべてのウィンドウの高さと幅を同じにする。
|CTRL-W_>| CTRL-W > カレントウィンドウの幅を
N 列広くする。
|CTRL-W_H| CTRL-W H カレントウィンドウを最も左に移動する。
|CTRL-W_J| CTRL-W J カレントウィンドウを最も下に移動する。
|CTRL-W_K| CTRL-W K カレントウィンドウを最も上に移動する。
|CTRL-W_L| CTRL-W L カレントウィンドウを最も右に移動する。
|CTRL-W_P| CTRL-W P プレビューウィンドウへ移動する。
|CTRL-W_R| CTRL-W R ウィンドウ位置を後方へ
N 回転させる。
|CTRL-W_S| CTRL-W S "
CTRL-W s" と同じ。
|CTRL-W_T| CTRL-W T カレントウィンドウを新しいタブページへ移動。
|CTRL-W_W| CTRL-W W 上から
N 番目のウィンドウに移動。
N の指定が
なければ、カレントウィンドウの上のウィンド
ウ(なければ一番下のウィンドウ)に移動。
|CTRL-W_]| CTRL-W ] ウィンドウを分割してカーソル位置のタグへジャ
ンプする。
|CTRL-W_^| CTRL-W ^ カレントウィンドウを分割し、
N 番目のファイ
ルを編集する。
|CTRL-W__| CTRL-W _ カレントウィンドウの高さを
N 行にする
(省略時は可能な限り高く)。
|CTRL-W_b| CTRL-W b 一番下のウィンドウへ移動。
|CTRL-W_c| CTRL-W c カレントウィンドウを閉じる(
|:close| と同じ)。
|CTRL-W_d| CTRL-W d ウィンドウを分割し、カーソル位置の定義へジャ
ンプする。
|CTRL-W_f| CTRL-W f ウィンドウを分割し、カーソル位置のファイル
名のファイルを編集する。
|CTRL-W_F| CTRL-W F ウィンドウを分割し、カーソル位置のファイル
名のファイルを開き、ファイル名の後に書かれ
た行番号にジャンプする。
|CTRL-W_g_CTRL-]| CTRL-W g
CTRL-] ウィンドウを分割し、カーソル位置のタグに対
し
|:tjump| を実行する。
|CTRL-W_g]| CTRL-W g ] ウィンドウを分割し、カーソル位置のタグに対
し
|:tselect| を実行する。
|CTRL-W_g}| CTRL-W g } カーソル位置のタグに対し
|:ptjump| を実行す
る。
|CTRL-W_gf| CTRL-W g f カーソル位置のファイル名のファイルを新しい
タブページで開く。
|CTRL-W_gF| CTRL-W g F カーソル位置のファイル名のファイルを新しい
タブページで開き、ファイル名の後に書かれた
行番号にジャンプする。
|CTRL-W_h| CTRL-W h
N 個左のウィンドウに移動(一番左のウィンドウ
でストップ)
|CTRL-W_i| CTRL-W i ウィンドウを分割し、カーソル位置の識別子の
宣言位置へジャンプする。
|CTRL-W_j| CTRL-W j
N 個下のウィンドウに移動(一番下のウィンドウ
でストップ)
|CTRL-W_k| CTRL-W k
N 個上のウィンドウに移動(一番上のウィンドウ
でストップ)
|CTRL-W_l| CTRL-W l
N 個右のウィンドウに移動(一番右のウィンドウ
でストップ)
|CTRL-W_n| CTRL-W n 高さが
N 行の新しいウィンドウを開く。
|CTRL-W_o| CTRL-W o カレントウィンドウを除くすべてのウィンドウ
を閉じる(
|:only| と同じ)。
|CTRL-W_p| CTRL-W p 直前の(最後にアクセスしていた)ウィンドウへ
移動。
|CTRL-W_q| CTRL-W q カレントウィンドウを終了する(
|:quit| と同
じ)。
|CTRL-W_r| CTRL-W r ウィンドウ位置を後方へ
N 回転させる。
|CTRL-W_s| CTRL-W s カレントウィンドウを2つに分割し、高さが
N
行の新しいウィンドウを作成する。
|CTRL-W_t| CTRL-W t 一番上のウィンドウへ移動。
|CTRL-W_v| CTRL-W v カレントウィンドウを垂直分割する。新しい
ウィンドウの幅は
N 列。
|CTRL-W_w| CTRL-W w 下から
N 番目のウィンドウに移動。
N の指定が
なければ、カレントウィンドウの下のウィンド
ウ(なければ一番上のウィンドウ)に移動。
|CTRL-W_x| CTRL-W x カレントウィンドウと上から
N 番目のウィンド
ウ(省略時は1つ下のウィンドウ)を入れ替える。
|CTRL-W_z| CTRL-W z プレビューウィンドウを閉じる。
|CTRL-W_bar| CTRL-W | ウィンドウの幅を
N 列にする。
|CTRL-W_}| CTRL-W } カーソル位置のタグをプレビューウィンドウに
表示する。
|CTRL-W_<Down>| CTRL-W <Down> "
CTRL-W j" と同じ。
|CTRL-W_<Up>| CTRL-W <Up> "
CTRL-W k" と同じ。
|CTRL-W_<Left>| CTRL-W <Left> "
CTRL-W h" と同じ。
|CTRL-W_<Right>| CTRL-W <Right> "
CTRL-W l" と同じ。
==============================================================================
2.3 角括弧コマンド
*[* *]*
タグ 文字 注 ノーマルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
|[_CTRL-D| [
CTRL-D カーソル位置の単語と一致する #define の文を
カレントファイルとインクルードファイルの中
から探し、最初に見つけた場所へジャンプす
る。カレントファイルの先頭から検索する
|[_CTRL-I| [
CTRL-I カーソル位置の単語を含む行をカレントファイ
ルの先頭から探し、最初に見つかった行へジャ
ンプする。
|[#| [# 1 後方へ対応のとれていない #if, #else, #ifdef
を探し、
N 個目に見つかった場所へジャンプ。
|['| [' 1 後方の小文字マークがある行の最初の非空白
文字へ移動する。
|[(| [( 1 後方へ対応のとれていない '(' を探し、
N 個目
に見つかった場所へジャンプする。
|[star| [* 1 "[/" と同じ。
|[`| [` 1 後方の小文字マークがある行へ移動する。
|[/| [/ 1 後方へ C コメントの始まりを探し、
N 個目に見
つかった場所へジャンプする。
|[D| [D カーソル位置の単語にマッチする単語の定義を
カレントファイルとインクルードファイルの中
から検索し一覧表示する。カレントファイル
の先頭から検索を開始する。
|[I| [I カーソル位置の単語にマッチする単語を含む行
をカレントファイルとインクルードファイルの
中から検索し一覧表示する。カレントファイ
ルの先頭から検索を開始する。
|[P| [P 2 "[p" と同じ。
|[[| [[ 1 カーソルを
N 段落後方へ移動
|[]| [] 1 カーソルを
N SECTION 後方へ移動
|[c| [c 1 カーソル後方へ
N 個目の変更箇所へ移動
|[d| [d カーソル位置の単語にマッチする単語の最初の
定義(#define)をカレントファイルとインクルー
ドファイルの中から検索し表示する。カレント
ファイルの先頭から検索を開始する。
|[f| [f "gf" と同じ。
|[i| [i カーソル位置の単語にマッチする単語を含む最
初に見つかった行をカレントファイルとインク
ルードファイルの中から検索し一覧表示する。
カレントファイルの先頭から検索を開始する。
|[m| [m 1 後方へ
N 番目に現れた関数の先頭へカーソルを
移動。
|[p| [p 2 "P" と同様、さらに現在の行と同じインデント
にする
|[s| [s 1 前のスペルミスのある単語へ移動
|[z| [z 1 開いている折畳の最初の行へ移動
|[{| [{ 1 後方へ
N 番目に現れた対応する括弧のない '{'
へカーソルを移動。
|[
<MiddleMouse> [
<MiddleMouse> 2 "[p" と同じ。
|]_CTRL-D| ]
CTRL-D カーソル位置の単語にマッチする単語の最初の
定義(#define)をカレントファイルとインクルー
ドファイルの中から検索しジャンプする。カー
ソル位置から検索を開始する。
|]_CTRL-I| ]
CTRL-I カーソル位置の単語にマッチする単語を含む最
初に見つかった行をカレントファイルとインク
ルードファイルの中から検索しジャンプする。
カーソル位置から検索を開始する。
|]#| ]# 1 前方の対応の取れていない
N個目の#endifか
#else へ移動。
|]'| ]' 1 前方の小文字マークがある行の最初の非空白文
字へ移動する。
|])| ]) 1 前方の対応の取れていない
N個目の')'へ移動
|]star| ]* 1 "]/" と同じ。
|]`| ]` 1 前方の小文字マークがある行へ移動する。
|]/| ]/ 1 カーソルを
N 先の C のコメントの最後へ移動。
|]D| ]D カーソル位置の単語にマッチする単語の定義
(#define)をカレントファイルとインクルードファ
イルの中から探して表示する。カーソル位置か
ら検索を開始する。
|]I| ]I カーソル位置の単語にマッチする単語を含む行
をカレントファイルとインクルードファイルの
中から探して表示。カーソル位置から検索
を開始する。
|]P| ]P 2 "[p" と同じ。
|][| ][ 1 カーソルを
N SECTION 前方へ移動。
|]]| ]] 1 カーソルを
N 段落前方へ移動。
|]c| ]c 1 カーソル前方へ
N 個目の変更箇所へ移動
|]d| ]d カーソル位置の単語にマッチする単語の最初の
定義(#define)をカレントファイルとインクルー
ドファイルの中から検索し表示する。カーソル
位置から検索を開始する。
|]f| ]f "gf" と同じ。
|]i| ]i カーソル位置の単語にマッチする単語を含む最
初に見つかった行をカレントファイルとインク
ルードファイルの中から検索し一覧表示する。
カーソル位置から検索を開始する。
|]m| ]m 1 前方へ
N 番目に現れた関数の末尾へカーソルを
移動。
|]p| ]p 2 "p" と同様、さらにカレントラインにインデン
トをあわせる
|]s| ]s 1 次のスペルミスのある単語へ移動
|]z| ]z 1 開いている折畳の最後の行へ移動
|]}| ]} 1 カーソルを
N 先のマッチしていない '}' へ移
動。
|]
<MiddleMouse> ]
<MiddleMouse> 2 "]p" と同じ。
==============================================================================
2.4 'g' で始まるコマンド
*g*
タグ 文字 注 ノーマルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
|g_CTRL-A| g
CTRL-A MEM_PROFILEを定義してコンパイルしたときのみ
メモリプロファイルをダンプする
|g_CTRL-G| g
CTRL-G 現在のカーソル位置に関する情報を表示。
|g_CTRL-H| g
CTRL-H セレクトモードで矩形選択を開始
|g_CTRL-]| g
CTRL-] カーソル位置のタグへ
|:tjump| する。
|g#| g# 1 "#" と同様、ただし "\<" と "\>" を使用しな
い。
|g$| g$ 1 本当の行末ではなく、表示されたとおりの、見
ため上の行末へ移動
|g&| g& 2 最後に実行した":s"をすべての行で実行する
|g'| g'
{mark} 1
|'|と同じだがジャンプリストを更新しない
|g`| g`
{mark} 1
|`|と同じだがジャンプリストを更新しない
|gstar| g* 1 "*" と同様、ただし "\<" と "\>" を使用しな
い。
|g0| g0 1 本当の行頭ではなく、表示されたとおりの、見
ため上の行頭へ移動
|g8| g8 UTF-8環境でカーソル位置の文字のバイト列を16
進数で表示する
|g<| g< 前のコマンドの出力を表示する。
|g?| g? 2 Rot13 エンコード演算子。
|g?g?| g?? 2 現在の行を Rot13 エンコード。
|g?g?| g?g? 2 現在の行を Rot13 エンコード。
|gD| gD 1 カーソル位置の単語の定義をカレントファイル
内で検索し、移動。
|gE| gE 1 直前の WORD の末尾に移動。
|gH| gH セレクトモードで行選択を開始。
|gI| gI 2 "I" と同様、ただし1カラム目より挿入開始。
|gJ| gJ 2 スペースを挿入せずに行を連結。
|gP| ["x]gP 2 (レジスタ x からの)テキストをカーソルの前に
挿入、カーソルは挿入テキストの最後へ移動。
|gQ| gQ "Ex" モードを開始する。
|gR| gR 2 仮想置換モード開始。
|gU| gU
{motion} 2 Nmove テキストを大文字にする。
|gV| gV セレクトモードでマップやメニューを使用した
後、選択していた選択範囲を再選択しない。
|g]| g] カーソル位置の単語をタグとして :tselect
を実行する
|g^| g^ 1 本当の行頭ではなく、表示されたとおりの、見
ため上の行頭から最初の非空白文字へ移動
|ga| ga カーソル位置の文字の ASCII コード値を表示
|gd| gd 1 カーソル位置の単語の定義を現在の関数内で探
し、移動
|ge| ge 1 直前の単語の末尾に移動
|gf| gf カーソル位置のファイル名のファイルを開く
|gF| gF カーソル位置のファイル名のファイルを開き、
ファイル名の後に書かれた行番号にジャンプす
る。
|gg| gg 1
N 行目へジャンプ、省略時は1行目
|gh| gh セレクトモードの開始
|gi| gi 2 "i"と同じだがその前に
|'^|マークへ移動する
|gj| gj 1 "j" と同様、ただし
'wrap' がオンの時はスク
リーン行で
N 行下へ移動
|gk| gk 1 "k" と同様、ただし
'wrap' がオンの時はスク
リーン行で
N 行上へ移動
|gm| gm 1 スクリーン行の中央の文字へジャンプ
|go| go 1 バッファ中の
N バイト目へジャンプ
|gp| ["x]gp 2
N 回カーソルの後に(レジスタxの)テキストを挿
入、カーソルは挿入テキストの直後へ移動
|gq| gq
{motion} 2 Nmove テキストを整形する
|gr| gr
{char} 2
N 文字を
{char} で仮想上書きする
|gs| gs
N 秒間スリープする(省略時は1秒)
|gu| gu
{motion} 2 Nmove テキストを小文字にする
|gv| gv 前回の選択範囲を再選択する
|gw| gw
{motion} 2 Nmove テキストを整形する。カーソル移動なし
|netrw-gx| gx カーソル下のファイル名に対応したアプリケー
ションを起動する(
|netrw| プラグインがあると
きのみ)
|g@| g@
{motion} 'operatorfunc'を呼ぶ。
|g~| g~
{motion} 2 Nmove テキストの大文字、小文字を変換する
|g<Down>| g
<Down> 1 "gj" と同じ。
|g<End>| g
<End> 1 "g$" と同じ。
|g<Home>| g
<Home> 1 "g0" と同じ。
|g<LeftMouse>| g
<LeftMouse> <C-LeftMouse> と同じ。
g
<MiddleMouse> <C-MiddleMouse> と同じ。
|g<RightMouse>| g
<RightMouse> <C-RightMouse> と同じ。
|g<Up>| g
<Up> 1 "gk" と同じ。
==============================================================================
2.5 'z' で始まるコマンド
*z*
タグ 文字 注 ノーマルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
|z<CR>| z
<CR> 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの最上
部へ移動、カーソルは行のはじめの空白文字以
外の文字へ移動。
|zN<CR>| z
{height}<CR> 画面の再描画、ウィンドウの高さを
{height}
にする。
|z+| z+ カーソルを
N 行目に移動(省略時はウィンドウ
の下の行)、その他は "z
<CR>" と同じ。
|z-| z- 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの最下
部へ移動、カーソルは行のはじめの空白文字以
外の文字へ移動。
|z.| z. 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの中央
部へ移動、カーソルは行のはじめの空白文字以
外の文字へ移動。
|z=| z= スペリング補完を行う。
|zA| zA 折畳を再帰的に開閉する
|zC| zC 折畳を再帰的に閉じる
|zD| zD 折畳を再帰的に削除する
|zE| zE 折畳をすべて削除する
|zF| zF
N 行の折畳を作成する
|zG| zG wordを正しくスペリングされた単語としてマー
クする。
|zM| zM
'foldlevel'を0に設定する
|zN| zN
'foldenable'をオンにする
|zO| zO 折畳を再帰的に開く
|zR| zR
'foldlevel'を最も深い折畳と同じレベルに設
定する
|zW| zW wordを間違ってスペリングされた単語として
マークする。
|zX| zX
'foldlevel'を再適用する
|z^| z^ カーソルを
N 行目に移動(省略時はウィンドウ
の上の行)、その他は "z-" と同じ。
|za| za 折畳を開閉する
|zb| zb 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの最下
部へ移動。
|zc| zc 折畳を閉じる
|zd| zd 折畳を削除する
|ze| ze
'wrap' オプションがオフの時、カーソルがスク
リーンの右端になるように、水平方向にスク
ロール。
|zf| zf
{motion} Nmoveテキストの折畳を作成する
|zg| zg wordを正しくスペリングされた単語としてマー
クする。
|zh| zh
'wrap' オプションがオフの時、水平方向に
N
文字分右へスクロール。
|zi| zi
'foldenable'を切り替える
|zj| zj 1 次の折畳の始めに移動する
|zk| zk 1 前の折畳の最後に移動する
|zl| zl
'wrap' オプションがオフの時、水平方向に
N
文字分左へスクロール。
|zm| zm
'foldlevel'を1低くする
|zn| zn
'foldenable'をオフにする
|zo| zo 折畳を開く
|zr| zr
'foldlevel'を1高くする
|zs| zs
'wrap' オプションがオフの時、カーソルがスク
リーンの左端になるように、水平方向にスクロー
ル。
|zt| zt 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの最上
部へ移動。
|zv| zv カーソル行が表示されるように折畳を開く
|zw| zw wordを間違ってスペリングされた単語として
マークする。
|zx| zx
'foldlevel'を最適用して"zv"を実行する
|zz| zz 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの中央
部へ移動。
|z<Left>| z
<Left> "zh" と同じ。
|z<Right>| z
<Right> "zl" と同じ。
==============================================================================
3. ビジュアルモード
*visual-index*
ビジュアルモードでのほとんどのコマンドは、ノーマルモードと同じ。ノーマルモード
と異なるコマンドのみここに列挙した。
タグ コマンド 注 ビジュアルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
|v_CTRL-\_CTRL-N| CTRL-\ CTRL-N ビジュアルモードの停止
|v_CTRL-\_CTRL-G| CTRL-\ CTRL-G 'insertmode'に合わせたモードに移行する
|v_CTRL-C| CTRL-C ビジュアルモードの停止
|v_CTRL-G| CTRL-G ビジュアルモードとセレクトモードを
切り替える
|v_<BS>| <BS> 2 セレクトモードのとき: 選択範囲の内容を削除
|v_CTRL-H| CTRL-H 2
<BS> と同じ。
|v_CTRL-O| CTRL-O セレクトモードからビジュアルモードへ1キーで
移行
|v_CTRL-V| CTRL-V ビジュアルモードを矩形選択にする。すでに
矩形選択であれば、ビジュアルモードを終了する
|v_<Esc>| <Esc> ビジュアルモードの停止
|v_CTRL-]| CTRL-] 選択した文字のタグへジャンプ
|v_!| !
{filter} 2 選択範囲の行を外部コマンド
{filter}
でフィルタする
|v_:| : 選択範囲の行を対象範囲としてコマンドライン
のコマンドを適用する
|v_<| < 2 選択範囲の行を
'shiftwidth'分だけ左へシフト
|v_=| = 2
'equalprg' で設定されている外部プログラムで
選択範囲の行をフィルタする
|v_>| > 2 選択範囲の行を
'shiftwidth'分だけ右へシフト
|v_b_A| A 2 矩形選択のとき: 選択範囲のすべての行末に同
じテキストを追加する
|v_C| C 2 選択範囲の行を削除して、挿入開始
|v_D| D 2 選択範囲の行を削除
|v_b_I| I 2 矩形選択のとき: 選択範囲のすべての行頭に同
じテキストを挿入する
|v_J| J 2 選択範囲の行を連結
|v_K| K 選択した文字で
'keywordprg' を実行
|v_O| O 選択範囲のもう一方の端にカーソルを移動する
Q Ex モードに移行しない(未使用)
|v_R| R 2 選択範囲の行を削除し、挿入を開始
|v_S| S 2 選択範囲の行を削除し、挿入を開始
|v_U| U 2 選択範囲の文字を大文字にする
|v_V| V ビジュアルモードを行選択にする。すでに
行選択であれば、ビジュアルモードを終了する
|v_X| X 2 選択範囲の行を削除
|v_Y| Y 選択範囲の行をヤンク
|v_aquote| a" 選択範囲を " で囲まれた文字列に拡大する
|v_a'| a' 選択範囲を ' で囲まれた文字列に拡大する
|v_a(| a( ab と同じ。
|v_a)| a) ab と同じ。
|v_a<| a< 選択範囲を < と > で囲まれた領域に拡大する。
|v_a>| a> a< と同じ。
|v_aB| aB 選択範囲を { と } で囲まれた領域に拡大する。
|v_aW| aW 選択範囲を"a WORD"だけ拡張する
|v_a[| a[ 選択範囲を [ と ] で囲まれた領域に拡大する。
|v_a]| a] a[ と同じ。
|v_a`| a` 選択範囲を ` で囲まれた文字列に拡大する。
|v_ab| ab 選択範囲を ( と ) で囲まれた領域に拡大する。
|v_ap| ap 選択範囲を1段落に拡大する。
|v_as| as 選択範囲を1文に拡大する。
|v_at| at 選択範囲をタグブロックだけ拡大する。
|v_aw| 選択範囲を"a word"だけ拡張する
|v_a{| a{ aB と同じ。
|v_a}| a} aB と同じ。
|v_c| c 2 選択範囲を削除し、挿入開始
|v_d| d 2 選択範囲を削除
|v_gJ| gJ 2 選択範囲の行をスペースを挿入せずに連結
|v_gq| gq 2 選択範囲の行を整形する
|v_gv| gv 現在の選択範囲と直前に選択していた範囲を入
れ替える
|v_iquote| i" 選択範囲を " で囲まれた文字列に拡大する("
は含まない)
|v_i'| i' 選択範囲を ' で囲まれた文字列に拡大する('
は含まない)
|v_i(| i( ib と同じ。
|v_i)| i) ib と同じ。
|v_i<| i< 選択範囲を < と > で囲まれた内側の領域に拡
大する。
|v_i>| i> i< と同じ。
|v_iB| iB 選択範囲を { と } で囲まれた内側の領域に拡
大する。
|v_iW| iW 選択範囲を"inner WORD"だけ拡張する
|v_i[| i[ 選択範囲を [ と ] で囲まれた内側の領域に拡
大する。
|v_i]| i] i[ と同じ。
|v_i`| i` 選択範囲を ` で囲まれた文字列に拡大する(`
は含まない)
|v_ib| ib 選択範囲を ( と ) で囲まれた内側の領域に拡
大する。
|v_ip| ip 選択範囲を段落の内側の領域に拡大する。
|v_is| is 選択範囲を文の内側の領域に拡大する。
|v_it| it 選択範囲をタグブロックの内側の領域に拡大する。
|v_iw| iw 選択範囲を"inner word"だけ拡張する
|v_i{| i{ iB と同じ。
|v_i}| i} iB と同じ。
|v_o| o 選択範囲のもう一方の端にカーソルを移動する
|v_r| r 2 選択範囲の文字を削除し、挿入開始
|v_s| s 2 選択範囲の文字を削除し、挿入開始
|v_u| u 2 選択範囲の文字を小文字にする。
|v_v| v ビジュアルモードを文字選択とする。すでに
文字選択ならばビジュアルモードを終了する。
|v_x| x 2 選択範囲の文字を削除
|v_y| y 選択範囲の文字をヤンク
|v_~| ~ 2 選択範囲の文字の大文字小文字を切り替える
==============================================================================
4. コマンドライン編集
*ex-edit-index*
':' や '!', '/', '?' コマンドでコマンドライン入力となる。
通常の文字はカーソル位置に挿入される。
以下の説明にある「補完」は、前後関係に依存した補完を行なう。つまり、ファイル名
やタグ、コマンド等適切な補完が行なわれる。
タグ コマンド コマンドライン編集モードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
CTRL-@ 未使用
|c_CTRL-A| CTRL-A カーソル直前の文字を補完し、すべての候補を挿入
|c_CTRL-B| CTRL-B カーソルをコマンドラインの先頭へ移動
|c_CTRL-C| CTRL-C <Esc> と同じ。
|c_CTRL-D| CTRL-D カーソル直前の文字に一致する補完候補を一覧表示
|c_CTRL-E| CTRL-E カーソルをコマンドラインの末尾へ移動
|'cedit'| CTRL-F 'cedit'が標準設定なら、コマンドラインウィンド
ウを開く。そうでないなら未使用
CTRL-G 未使用
|c_<BS>| <BS> カーソル直前の文字を削除
|c_digraph| {char1} <BS> {char2}
'digraph'がオンの時、二重字(digraph)を入力する
|c_CTRL-H| CTRL-H <BS> と同じ。
|c_<Tab>| <Tab> 'wildchar' が
<Tab> の時: カーソル直前の文字を
補完する
|c_<S-Tab>| <S-Tab> CTRL-P と同じ。
|c_wildchar| 'wildchar' カーソル直前の文字を補完する(
'wildchar'は標準
設定なら
<Tab>)
|c_CTRL-I| CTRL-I <Tab> と同じ。
|c_<NL>| <NL> <CR> と同じ。
|c_CTRL-J| CTRL-J <CR> と同じ。
|c_CTRL-K| CTRL-K {char1} {char2}
二重字(digraph)を入力
|c_CTRL-L| CTRL-L カーソル直前の文字を補完し、最も長い候補を挿入
|c_<CR>| <CR> 入力したコマンドを実行
|c_<CR>| CTRL-M <CR> と同じ。
|c_CTRL-N| CTRL-N 'wildchar' を使用して複数の補完候補があるとき:
次の補完候補を表示
その他:
<Down> と同じ
CTRL-O 未使用
|c_CTRL-P| CTRL-P 'wildchar' を使用して複数の補完候補があるとき:
前の補完候補を表示
その他:
<Up> と同じ
|c_CTRL-Q| CTRL-Q CTRL-V と同じ (端末制御で使用されていなければ)
|c_CTRL-R| CTRL-R {0-9a-z"%#*:=
CTRL-F CTRL-P CTRL-W CTRL-A}
カーソル位置のオブジェクトまたはレジスタの内容
をキー入力したかのように挿入
|c_CTRL-R_CTRL-R| CTRL-R CTRL-R {0-9a-z"%#*:=
CTRL-F CTRL-P CTRL-W CTRL-A}
カーソル位置のオブジェクトまたはレジスタの内容
を文字通りに挿入
CTRL-S (端末制御に使用)
CTRL-T 未使用
|c_CTRL-U| CTRL-U すべての文字を削除
|c_CTRL-V| CTRL-V 続いて入力する、数字以外の文字をそのまま挿入
もしくは3桁の十進数で1バイト文字を指定して挿入
|c_CTRL-W| CTRL-W カーソルより前にある単語を削除
CTRL-X 未使用 (補完機能のために予約)
CTRL-Y モードレス選択をコピー(ヤンク)する
CTRL-Z 未使用 (サスペンド機能のために予約)
|c_<Esc>| <Esc> コマンドラインを実行せずに破棄する
|c_<Esc>| CTRL-[ <Esc> と同じ。
|c_CTRL-\_CTRL-N| CTRL-\ CTRL-N コマンドラインを破棄して、ノーマルモードへ移行
|c_CTRL-\_CTRL-G| CTRL-\ CTRL-G コマンドラインを破棄して、
'insertmode'に合わせ
たモードへ移行
CTRL-\ a - d 将来の拡張のために予約
|c_CTRL-\_e| CTRL-\ e
{expr} コマンドラインを
{expr}の結果で置き換える
CTRL-\ f - z 将来の拡張のために予約
CTRL-\ others 未使用
CTRL-] 未使用
|c_CTRL-]| CTRL-] 短縮入力を展開する
|c_CTRL-^| CTRL-^ マップ
|:lmap|の有効無効を切り替える
|c_CTRL-_| CTRL-_ 'allowrevins' がオンのとき、言語を切り替える。
(ヘブライ語、ペルシア語)
|c_<Del>| <Del> カーソル位置の文字を削除
|c_<Left>| <Left> カーソルを左へ移動
|c_<S-Left>| <S-Left> カーソルを1単語左へ移動
|c_<C-Left>| <C-Left> カーソルを1単語左へ移動
|c_<Right>| <Right> カーソルを右へ移動
|c_<S-Right>| <S-Right> カーソルを1単語右へ移動
|c_<C-Right>| <C-Right> カーソルを1単語右へ移動
|c_<Up>| <Up> ヒストリの中でカーソルより前のパタンに一致する
1つ前のコマンドラインを呼び出す
|c_<S-Up>| <S-Up> ヒストリから1つ前のコマンドラインを呼び出す
|c_<Down>| <Down> ヒストリの中でカーソルより前のパタンに一致する
1つ次のコマンドラインを呼び出す
|c_<S-Down>| <S-Down> ヒストリから1つ次のコマンドラインを呼び出す
|c_<Home>| <Home> カーソルをコマンドラインの先頭へ移動
|c_<End>| <End> カーソルをコマンドラインの末尾へ移動
|c_<PageDown>| <PageDown> <S-Down> と同じ。
|c_<PageUp>| <PageUp> <S-Up> と同じ。
|c_<Insert>| <Insert> 挿入モード/上書きモードを変更
|c_<LeftMouse>| <LeftMouse> カーソルをマウスクリック位置へ移動
You found it, Arthur!
*holy-grail*
==============================================================================
5. EX コマンド
*ex-cmd-index* *:index*
以下に簡単ではあるがすべての ":" コマンドを列挙した。引数についての説明はして
いない。コマンド名の省略可能な部分を [] で囲った。コマンドはコマンド名のうち省
略できない部分を対象としてソートした。
タグ コマンド 動作
------------------------------------------------------------------------------
|:!| :! 行をフィルタにかける、または、外部コマンドを実
行する
|:!!| :!! 最後に実行した ":!" コマンドを繰り返す
|:#| :# ":number" と同じ。
|:&| :& 最後に実行した ":substitute" を繰り返す
|:star| :* レジスタの内容を実行する
|:<| :<
'shiftwidth' 1つ分だけ行を左へシフト
|:=| := カーソルのある行の行番号を表示
|:>| :>
'shiftwidth' 1つ分だけ行を右へシフト
|:@| :@ レジスタの内容を実行
|:@@| :@@ 直前の ":@" を繰り返す
|:Next| :
N[ext] 引数リストの1つ前のファイルを編集
|:Print| :P[rint] 行を表示する
|:X| :X 暗号鍵を設定する
|:append| :a[ppend] テキストを追加する
|:abbreviate| :ab[breviate] 短縮入力を登録する
|:abclear| :abc[lear] すべての短縮入力を削除する
|:aboveleft| :abo[veleft] ウィンドウが左もしくは上に分割されるようにする
|:all| :al[l] 引数リストの全ファイルをウィンドウ作成して表示
|:amenu| :am[enu] すべてのモードに対してメニュー項目を追加
|:anoremenu| :an[oremenu] すべてのモードに対して再マップされないメニュー
項目を追加
|:args| :ar[gs] 引数リストを表示
|:argadd| :arga[dd] 引数リストにファイルを追加する
|:argdelete| :argd[elete] 引数リストからファイルを削除する
|:argedit| :arge[dit] 引数リストにファイルを追加し、開く
|:argdo| :argdo 引数リストのすべてのファイルに対してコマンドを
実行する
|:argglobal| :argg[lobal] グローバル引数リストを使用する
|:arglocal| :argl[ocal] ローカル引数リストを使用する
|:argument| :argu[ment] 引数リストの指定したファイルを開く
|:ascii| :as[cii] カーソル位置の文字のアスキーコードを表示
|:autocmd| :au[tocmd] オートコマンドの入力と表示
|:augroup| :aug[roup] 使用するオートコマンドグループの選択と表示
|:aunmenu| :aun[menu] すべてのモードに対してメニュー項目を削除
|:buffer| :b[uffer] バッファリストの指定したバッファを開く
|:bNext| :bN[ext] バッファリストの前のバッファを開く
|:ball| :ba[ll] バッファリストのすべてのバッファをウィンドウを
作成して開く
|:badd| :bad[d] バッファリストにバッファを追加
|:bdelete| :bd[elete] バッファリストからバッファを削除
|:behave| :be[have] マウス操作や選択の動作を設定する
|:belowright| :bel[owright] ウィンドウが右もしくは下に分割されるようにする
|:bfirst| :bf[irst] バッファリストの最初のバッファを開く
|:blast| :bl[ast] バッファリストの最後のバッファを開く
|:bmodified| :bm[odified] バッファリストの次の変更済みバッファを開く
|:bnext| :bn[ext] バッファリストの次のバッファを開く
|:botright| :bo[tright] ウィンドウが最も右もしくは最も下に分割されるよ
うにする
|:bprevious| :bp[revious] バッファリストの前のバッファを開く
|:brewind| :br[ewind] バッファリストの先頭のバッファを開く
|:break| :brea[k] while ループを抜ける
|:breakadd| :breaka[dd] デバッガのブレークポイントを追加する
|:breakdel| :breakd[el] デバッガのブレークポイントを削除する
|:breaklist| :breakl[ist] デバッガのブレークポイントを一覧表示する
|:browse| :bro[wse] ファイル選択ダイアログをポップアップする
|:bufdo| :bufdo バッファリストのすべてのバッファに対してコマン
ドを実行する
|:buffers| :buffers バッファリストのファイル名をリスト表示
|:bunload| :bun[load] 指定のバッファをアンロード
|:bwipeout| :bw[ipeout] バッファの一切を削除する
|:change| :c[hange] 1行または連続する複数行を上書きする
|:cNext| :cN[ext] 直前のエラーへジャンプ
|:cNfile| :cNf[ile] エラーリストの前のファイルの最後のエラーへ移動
する
|:cabbrev| :ca[bbrev] コマンドラインモードを対象とする ":abbreviate"
コマンド
|:cabclear| :cabc[lear] コマンドラインモードにおけるすべての
短縮入力を削除
|:caddbuffer| :caddb[uffer] バッファからエラーを追加する
|:caddexpr| :cad[dexpr] 式からエラーを追加する
|:caddfile| :caddf[ile] 現在のQuickFixリストにエラーメッセージを追加
|:call| :cal[l] 関数を実行する
|:catch| :cat[ch] :tryコマンドの一部
|:cbuffer| :cb[uffer] エラーメッセージを解釈し、最初のエラーへジャ
ンプ
|:cc| :cc 指定のエラーへジャンプ
|:cclose| :ccl[ose] クイックフィックスウィンドウを閉じる
|:cd| :cd ディレクトリの移動
|:center| :ce[nter] 行を中央寄せに整形
|:cexpr| :cex[pr] 式からエラーを読みこみ、最初のエラーへジャンプ
|:cfile| :cf[ile] エラーファイルを読み込み最初のエラーへジャンプ
|:cfirst| :cfir[st] 指定のエラーへジャンプ。省略時は先頭のエラー
|:cgetbuffer| :cgetb[uffer] バッファからエラーを取得する
|:cgetexpr| :cgete[xpr] 式からエラーを取得する
|:cgetfile| :cg[etfile] エラーファイルを読み込む
|:change| :ch[ange] 行を削除し、テキストを挿入
|:chdir| :chd[ir] ディレクトリの移動
|:checkpath| :che[ckpath] インクルードファイルを一覧表示
|:checktime| :checkt[ime] 開いているファイルのタイムスタンプを確認する
|:clist| :cl[ist] すべてのエラーを一覧表示
|:clast| :cla[st] 指定のエラーへジャンプ、省略時は最後のエラー
|:close| :clo[se] カレントウィンドウを閉じる
|:cmap| :cm[ap] コマンドラインモードを対象とする":map"コマンド
|:cmapclear| :cmapc[lear] コマンドラインモードのすべてのマップを削除
|:cmenu| :cme[nu] コマンドラインモードのメニューを追加
|:cnext| :cn[ext] 次のエラーへジャンプ
|:cnewer| :cnew[er] より新しいエラーリストを使用する
|:cnfile| :cnf[ile] エラーリストの次のファイルの先頭エラーへ
ジャンプ
|:cnoremap| :cno[remap] コマンドラインモードを対象とする ":noremap"
コマンド
|:cnoreabbrev| :cnorea[bbrev] コマンドラインモードを対象とする ":noreabbrev"
コマンド
|:cnoremenu| :cnoreme[nu] コマンドラインモードを対象とする ":noremenu"
コマンド
|:copy| :co[py] 行のコピー
|:colder| :col[der] より古いエラーリストを使用する
|:colorscheme| :colo[rscheme] 指定した色テーマをロードする
|:command| :com[mand] ユーザ定義コマンドの作成
|:comclear| :comc[lear] すべてのユーザ定義コマンドの削除
|:compiler| :comp[iler] 指定したコンパイラ用の設定をする
|:continue| :con[tinue] :while に戻って実行を続ける
|:confirm| :conf[irm] コマンドを実行し、ユーザの確認が必要ならプロン
プトを表示する
|:copen| :cope[n] クイックフィックスウィンドウを開く
|:cprevious| :cp[revious] 直前のエラーへジャンプ
|:cpfile| :cpf[ile] エラーリストの前のファイルの最後のエラーへ
ジャンプ
|:cquit| :cq[uit] Vimを終了しエラーコードを返す
|:crewind| :cr[ewind] 指定のエラーへジャンプ。省略時は先頭のエラー
|:cscope| :cs[cope] cscope コマンドを実行
|:cstag| :cst[ag] cscope を使用してタグへジャンプする
|:cunmap| :cu[nmap] コマンドラインモードを対象とする ":unmap" コマ
ンド
|:cunabbrev| :cuna[bbrev] コマンドラインモードを対象とする ":unabbrev"
コマンド
|:cunmenu| :cunme[nu] コマンドラインモードのメニューを削除
|:cwindow| :cw[indow] クイックフィックスウィンドウを開閉する
|:delete| :d[elete] 行を削除
|:delmarks| :delm[arks] マークを削除する
|:debug| :deb[ug] コマンドをデバッグモードで実行する
|:debuggreedy| :debugg[reedy] デバッグモードのコマンドを標準入力から読み込む
|:delcommand| :delc[ommand] ユーザ定義コマンドの削除
|:delfunction| :delf[unction] ユーザ定義関数の削除
|:diffupdate| :dif[fupdate]
'diff'バッファを更新する
|:diffget| :diffg[et] カレントバッファの差異を他方に合わせる
|:diffoff| :diffo[ff] diff モードをオフにする
|:diffpatch| :diffp[atch] パッチを適用した新しい差分バッファを作成する
|:diffput| :diffpu[t] 他方の差異をカレントバッファに合わせる
|:diffsplit| :diffs[plit] ファイルを開きその違いを表示する
|:diffthis| :diffthis カレントウィンドウを差分ウィンドウにする
|:digraphs| :dig[raphs] 二重字(digraph)の入力または表示
|:display| :di[splay] レジスタの内容を表示
|:djump| :dj[ump] #define へジャンプ
|:dlist| :dl[ist] #define をリスト表示
|:doautocmd| :do[autocmd] カレントバッファに対しオートコマンドを適用する
|:doautoall| :doautoa[ll] ロードされているバッファすべてにオートコマンド
を適用する
|:drop| :dr[op] 指定したファイルが表示されているウィンドウに
ジャンプするか、カレントウィンドウで開く
|:dsearch| :ds[earch] マクロ定義(#define)を表示する
|:dsplit| :dsp[lit] ウィンドウを分割し #define へジャンプ
|:edit| :e[dit] ファイルの編集
|:earlier| :ea[rlier] バッファを時間的に前の状態に戻す。アンドゥ
|:echo| :ec[ho] 式の結果を表示する
|:echoerr| :echoe[rr] :echoと同じだが、エラー表示し、履歴に残す
|:echohl| :echoh[l] echoコマンドで使用する強調表示を設定する
|:echomsg| :echom[sg] :echoと同じだが、履歴に残す
|:echon| :echon :echo と同じ、ただし
<EOL> を出力しない
|:else| :el[se] :if コマンドと一緒に使用する
|:elseif| :elsei[f] :if コマンドと一緒に使用する
|:emenu| :em[enu] 名前を指定してメニューを実行
|:endif| :en[dif] 直前の :if の終了
|:endfor| :endfo[r] 直前の :for の終了
|:endfunction| :endf[unction] ユーザ定義関数の終了
|:endtry| :endt[ry] 直前の:tryを終了する
|:endwhile| :endw[hile] 直前の :while の終了
|:enew| :ene[w] 新しい名無しバッファを開く
|:ex| :ex ":edit" と同じ。
|:execute| :exe[cute] 式の結果を実行する
|:exit| :exi[t] ":xit" と同じ。
|:exusage| :exu[sage] Exコマンドの概観
|:file| :f[ile] カレントファイルの名前を設定または表示
|:files| :files バッファリストの全ファイルを一覧表示
|:filetype| :filet[ype] ファイルタイプ検出の on/off 切換
|:find| :fin[d]
'path' の中からファイルを検索し、開く
|:finally| :fina[lly] :try コマンドの一部
|:finish| :fini[sh] Vimスクリプトの読み込みを終了する
|:first| :fir[st] 引数リストの最初のファイルを開く
|:fixdel| :fix[del]
<Del> のキーコードを設定
|:fold| :fo[ld] 折畳を作成する
|:foldclose| :foldc[lose] 折畳を閉じる
|:folddoopen| :foldd[oopen] 閉じている折畳以外の行にコマンドを実行する
|:folddoclosed| :folddoc[losed] 閉じている折畳の中の行にコマンドを実行する
|:foldopen| :foldo[pen] 折畳を開く
|:for| :for for ループ
|:function| :fu[nction] ユーザ定義関数を定義
|:global| :g[lobal] パターンにマッチした行でコマンドを実行する
|:goto| :go[to] バッファ内の指定したバイト数の場所へジャンプ
|:grep| :gr[ep]
'grepprg' を実行し、最初にマッチした位置へジャ
ンプ
|:grepadd| :grepa[dd] :grepと同じだが、結果を現在のリストへ加える
|:gui| :gu[i] GUI をスタートする
|:gvim| :gv[im] GUI をスタートする
|:hardcopy| :ha[rdcopy] テキストをプリンタに出力する
|:help| :h[elp] ヘルプウィンドウを表示
|:helpfind| :helpf[ind] ヘルプのキーワードを入力するためのダイアログを
ポップアップする
|:helpgrep| :helpg[rep] ヘルプファイル検索用の":grep"
|:helptags| :helpt[ags] 指定したディレクトリのヘルプタグを作成する
|:highlight| :hi[ghlight] 強調表示を定義する
|:hide| :hid[e] コマンドを実行し、必要ならカレントバッファを
隠れ(hidden)バッファにする
|:history| :his[tory] コマンドラインの履歴を表示
|:insert| :i[nsert] テキストを挿入
|:iabbrev| :ia[bbrev] 挿入モードを対象とする ":abbrev" コマンド
|:iabclear| :iabc[lear] 挿入モードを対象とする ":abclear" コマンド
|:if| :if 条件が成立した場合にコマンド群を実行
|:ijump| :ij[ump] 識別子の定義へジャンプ
|:ilist| :il[ist] 識別子に一致したすべての行をリスト表示
|:imap| :im[ap] 挿入モードを対象とした ":map" コマンド
|:imapclear| :imapc[lear] 挿入モードを対象とした ":mapclear" コマンド
|:imenu| :ime[nu] 挿入モードを対象にメニュー追加
|:inoremap| :ino[remap] 挿入モードを対象とした ":noremap" コマンド
|:inoreabbrev| :inorea[bbrev] 挿入モードを対象とした ":noreabbrev" コマンド
|:inoremenu| :inoreme[nu] 挿入モードを対象とした ":noremenu" コマンド
|:intro| :int[ro] 起動直後のメッセージを表示
|:isearch| :is[earch] 識別子と一致した最初の行を表示
|:isplit| :isp[lit] ウィンドウを分割し、識別子の定義へジャンプ
|:iunmap| :iu[nmap] 挿入モードを対象とした ":unmap" コマンド
|:iunabbrev| :iuna[bbrev] 挿入モードを対象とした ":unabbrev" コマンド
|:iunmenu| :iunme[nu] 挿入モードを対象にメニュー削除
|:join| :j[oin] 行の結合
|:jumps| :ju[mps] ジャンプリストの表示
|:k| :k マークを設定
|:keepalt| :keepa[lt] 代替ファイルを変更せずにコマンドを実行する
|:keepmarks| :kee[pmarks] マークを変更せずにコマンドを実行する
|:keepjumps| :keepj[umps] マークやジャンプリストを変更せずにコマンドを実
行する
|:lNext| :lN[ext] ロケーションリストの前の項目の位置へ移動
|:lNfile| :lNf[ile] 前のファイルの最後の項目の位置へ移動
|:list| :l[ist] 行を表示
|:laddexpr| :lad[dexpr] exprからロケーションリストの項目を追加
|:laddbuffer| :laddb[uffer] バッファからロケーションリストの項目を追加
|:laddfile| :laddf[ile] 現在のロケーションリストに項目を追加
|:last| :la[st] 引数リストの最後のファイルを編集
|:language| :lan[guage] 言語(ロケール)を設定する
|:later| :lat[er] バッファを時間的に新しい状態に戻す。リドゥ
|:lbuffer| :lb[uffer] バッファからロケーションリストを解釈し、
最初のエラーへジャンプ
|:lcd| :lc[d] ウィンドウのカレントディレクトリを変更する
|:lchdir| :lch[dir] ウィンドウのカレントディレクトリを変更する
|:lclose| :lcl[ose] ロケーションウィンドウを閉じる
|:lcscope| :lcs[cope] ":cscope"と同様だがロケーションリストを使う
|:left| :le[ft] 行を左寄せに整形
|:leftabove| :lefta[bove] ウィンドウが左もしくは上に分割されるようにする
|:let| :let 変数またはオプションに値を設定する
|:lexpr| :lex[pr] 式からロケーションリストを読み込み、最初のエ
ラーへジャンプする
|:lfile| :lf[ile] ファイルからロケーションリストを読み込み、最初
のエラーへジャンプする
|:lfirst| :lfir[st] 指定されたロケーションへジャンプする。デフォル
トは最初のロケーション。
|:lgetbuffer| :lgetb[uffer] バッファからロケーションリストを取得する
|:lgetexpr| :lgete[xpr] 式からロケーションリストを取得する
|:lgetfile| :lg[etfile] ファイルからロケーションリストを取得する
|:lgrep| :lgr[ep]
'grepprg'を実行し、最初のマッチへジャンプする
|:lgrepadd| :lgrepa[dd] :grepと同様だが現在のリストに追加する
|:lhelpgrep| :lh[elpgrep] ":helpgrep"と同様だがロケーションリストを使う
|:ll| :ll 特定のロケーションへ移動する
|:llast| :lla[st] 特定のロケーションへ移動する。デフォルトは最後
のロケーション
|:llist| :lli[st] 全てのロケーションをリストする
|:lmake| :lmak[e] 外部プログラム
'makeprg'を実行、エラーメッセー
ジを解釈する。
|:lmap| :lm[ap] ":map!"と同だが、Lang-Argモードも対象
|:lmapclear| :lmapc[lear] ":mapclear!"と同じだが、Lang-Argモードも対象
|:lnext| :lne[xt] 次のロケーションへ移動
|:lnewer| :lnew[er] 新しいロケーションリストへ移動
|:lnfile| :lnf[ile] 次のファイルの最初のロケーションへ移動
|:lnoremap| :ln[oremap] ":noremap!"と同じだが、Lang-Argモードも対象
|:loadkeymap| :loadk[eymap] 次の行からEOFまでキーマップをロードする
|:loadview| :lo[adview] カレントウィンドウにビューを読み込む
|:lockmarks| :loc[kmarks] マークを調整せずにコマンドを実行する
|:lockvar| :lockv[ar] 変数をロックする
|:lolder| :lol[der] 以前のロケーションリストへ移動
|:lopen| :lope[n] ロケーションウィンドウを開く
|:lprevious| :lp[revious] 前のロケーションへ移動
|:lpfile| :lpf[ile] 前のファイルの最後のロケーションへ移動
|:lrewind| :lr[ewind] 指定されたロケーションへ移動。デフォルトは最初
のロケーション
|:ls| :ls すべてのバッファを表示
|:ltag| :lt[ag] タグへジャンプし、マッチしたタグをロケーション
リストに追加する
|:lunmap| :lu[nmap] ":unmap!"と同じだが、Lang-Argモードも対象
|:lua| :lua
|Lua| コマンドを実行
|:luado| :luad[o] 各行に対して Lua コマンドを実行
|:luafile| :luaf[ile]
|Lua| スクリプトファイルを実行
|:lvimgrep| :lv[imgrep] ファイルからパターンを検索する
|:lvimgrepadd| :lvimgrepa[dd] :vimgrepと同様だが、ロケーションリストに追加す
る
|:lwindow| :lw[indow] ロケーションウィンドウを開閉する
|:move| :m[ove] 行を移動する
|:mark| :ma[rk] マークを設定
|:make| :mak[e] 外部プログラム
'makeprg'を実行し、エラーメッ
セージを解釈する
|:map| :map マップの設定または表示
|:mapclear| :mapc[lear] ノーマルモードとビジュアルモードを対象にマップ
をクリア
|:marks| :marks すべてのマークを表示
|:match| :mat[ch] 指定したパターンの文字を強調表示する
|:menu| :me[nu] 新しいメニュー項目を追加
|:menutranslate| :menut[ranslate] 翻訳したメニュー項目を追加する
|:messages| :mes[sages] 直前に表示されたメッセージの表示
|:mkexrc| :mk[exrc] 現在のマップと設定をファイルに書き出す
|:mksession| :mks[ession] セッション情報をファイルに書き出す
|:mkspell| :mksp[ell] スペルファイル .splを生成する
|:mkview| :mkvie[w] カレントウィンドウのビューをファイルに保存する
|:mkvimrc| :mkv[imrc] 現在のマップと設定をファイルに書き出す
|:mode| :mod[e] スクリーンモードを表示または変更する
|:mzscheme| :mz[scheme] MzSchemeコマンドを実行する
|:mzfile| :mzf[ile] MzSchemeスクリプトファイルを実行する
|:nbclose| :nbc[lose] 現在の Netbeans セッションを閉じる
|:nbstart| :nbs[art] 新しい Netbeans セッションを開始する
|:nbkey| :nb[key] キーをNetbeansに渡す
|:next| :n[ext] 引数リストの次のファイルを開く
|:new| :new 新規に空のウィンドウを作成する
|:nmap| :nm[ap] ノーマルモードを対象とする ":map" コマンド
|:nmapclear| :nmapc[lear] ノーマルモードのすべてのマップを削除する
|:nmenu| :nme[nu] ノーマルモードのメニューを追加する
|:nnoremap| :nn[oremap] ノーマルモードを対象とする ":noremap" コマンド
|:nnoremenu| :nnoreme[nu] ノーマルモードを対象とする ":noremenu" コマン
|:noautocmd| :noa[utocmd] 自動コマンドを実行せずにコマンドを実行する
|:noremap| :no[remap] 再マップされないマップを定義する
|:nohlsearch| :noh[lsearch] 一時的に
'hlsearch'の強調表示をやめる
|:noreabbrev| :norea[bbrev] 再マップされない短縮入力を定義する
|:noremenu| :noreme[nu] 再マップされないメニューを定義する
|:normal| :norm[al] ノーマルモードのコマンドを実行する
|:number| :nu[mber] 行番号を表示
|:nunmap| :nun[map] ノーマルモードを対象とする ":unmap" コマンド
|:nunmenu| :nunme[nu] ノーマルモードのメニューを削除
|:oldfiles| :ol[dfiles] viminfo ファイルに記録されたマークを持つファイ
ルを表示する
|:open| :o[pen] openモードを開始(未実装)
|:omap| :om[ap] Operator-pending モードを対象とする ":map"
コマンド
|:omapclear| :omapc[lear] Operator-pending モードのマップをすべて削除
|:omenu| :ome[nu] Operator-pending モードのメニューを追加
|:only| :on[ly] カレントウィンドウ以外のウィンドウをすべて閉じる
|:onoremap| :ono[remap] Operator-pending モードを対象とする ":noremap"
コマンド
|:onoremenu| :onoreme[nu] Operator-pending モードを対象とする
":noremenu" コマンド
|:options| :opt[ions] オプションウィンドウを開く
|:ounmap| :ou[nmap] Operator-pending モードを対象とした ":unmap"
コマンド
|:ounmenu| :ounme[nu] Operator-pending モードのメニューを削除
|:ownsyntax| :ow[nsyntax] ウィンドウのローカル構文強調を新たに設定する
|:pclose| :pc[lose] プレビューウィンドウを閉じる
|:pedit| :ped[it] プレビューウィンドウでファイルを開く
|:perl| :pe[rl] Perl コマンドを実行
|:print| :p[rint] 行単位で印刷する
|:profdel| :profd[el] 関数やスクリプトのプロファイリングを停止する
|:profile| :prof[ile] 関数やスクリプトのプロファイリングをする
|:promptfind| :pro[mptfind] GUIの検索ダイアログを開く
|:promptrepl| :promptr[epl] GUIの検索・置換ダイアログを開く
|:perldo| :perld[o] 1行ずつ Perl コマンドを実行
|:pop| :po[p] タグスタックの1つ古いエントリへジャンプ
|:popup| :pop[up] 指定した名前のメニューをポップアップ表示する
|:ppop| :pp[op] プレビューウィンドウで ":pop" を実行
|:preserve| :pre[serve] すべてのテキストをスワップファイルに書き出す
|:previous| :prev[ious] 引数リスト中の前のファイルを読み込む
|:psearch| :ps[earch] ":ijump"と同じだが、結果をプレビューウィンドウ
で表示する
|:ptag| :pt[ag] プレビューウィンドウでタグを表示
|:ptNext| :ptN[ext] プレビューウィンドウで
|:tNext| を実行
|:ptfirst| :ptf[irst] プレビューウィンドウで
|:trewind| を実行
|:ptjump| :ptj[ump] プレビューウィンドウで
|:tjump| を実行、タグを
表示
|:ptlast| :ptl[ast] プレビューウィンドウで
|:tlast| を実行
|:ptnext| :ptn[ext] プレビューウィンドウで
|:tnext| を実行
|:ptprevious| :ptp[revious] プレビューウィンドウで
|:tprevious| を実行
|:ptrewind| :ptr[ewind] プレビューウィンドウで
|:trewind| を実行
|:ptselect| :pts[elect] プレビューウィンドウで
|:tselect| を実行、タグ
を表示
|:put| :pu[t] テキストにレジスタの内容を挿入
|:pwd| :pw[d] カレントディレクトリを表示
|:py3| :py3 Python 3 コマンドを実行
|:python3| :python3 :py3 と同じ
|:py3file| :py3f[ile] Python 3 スクリプトファイルを実行
|:python| :py[thon] Python コマンドを実行
|:pyfile| :pyf[ile] Python スクリプトファイルを実行
|:quit| :q[uit] カレントウィンドウを閉じる(ウィンドウが1つなら
Vim を終了)
|:quitall| :quita[ll] Vim を終了
|:qall| :qa[ll] Vim を終了
|:read| :r[ead] テキストにファイルを挿入
|:recover| :rec[over] スワップファイルからファイルを復元
|:redo| :red[o] 1回のアンドゥをリドゥする
|:redraw| :redr[aw] 画面を再描画する
|:redrawstatus| :redraws[tatus] ステータスラインを再描画する
|:redir| :redi[r] ファイルまたはレジスタにメッセージをリダイレク
トする
|:registers| :reg[isters] レジスタの内容を表示
|:resize| :res[ize] カレントウィンドウの高さを変更
|:retab| :ret[ab] タブの大きさを変更
|:return| :retu[rn] ユーザファンクションからリターンする
|:rewind| :rew[ind] 引数リストの先頭のファイルを開く
|:right| :ri[ght] テキストを右寄せに整形
|:rightbelow| :rightb[elow] ウィンドウが右もしくは下に分割されるようにする
|:ruby| :rub[y] Rubyのコマンドを実行する
|:rubydo| :rubyd[o] 各行に対してRubyのコマンドを実行する
|:rubyfile| :rubyf[ile] Rubyスクリプトファイルを実行する
|:rundo| :rund[o] アンドゥ情報をファイルから読み込む
|:runtime| :ru[ntime] Vimスクリプトを
'runtimepath'から探して実行する
|:rviminfo| :rv[iminfo] viminfo ファイルを読み込む
|:substitute| :s[ubstitute] テキストの置換
|:sNext| :sN[ext] ウィンドウを分割して、引数リストの前のファイル
を開く
|:sandbox| :san[dbox] サンドボックスでコマンドを実行する
|:sargument| :sa[rgument] ウィンドウを分割して、引数リストの指定ファイル
を開く
|:sall| :sal[l] 引数リストのすべてのファイルをウィンドウを作成
して開く
|:saveas| :sav[eas] 別の名前でファイルを保存する
|:sbuffer| :sb[uffer] ウィンドウを分割してバッファリストの指定した
バッファを開く
|:sbNext| :sbN[ext] ウィンドウを分割してバッファリストの前の
バッファを開く
|:sball| :sba[ll] バッファリストのすべてのバッファをウィンドウを
作成して開く
|:sbfirst| :sbf[irst] ウィンドウを分割してバッファリストの最初の
バッファを開く
|:sblast| :sbl[ast] ウィンドウを分割してバッファリストの最後の
バッファを開く
|:sbmodified| :sbm[odified] ウィンドウを分割してバッファリストの変更済み
バッファを開く
|:sbnext| :sbn[ext] ウィンドウを分割してバッファリストの次の
バッファを開く
|:sbprevious| :sbp[revious] ウィンドウを分割してバッファリストの前の
バッファを開く
|:sbrewind| :sbr[ewind] ウィンドウを分割してバッファリストの最初の
バッファを開く
|:scriptnames| :scrip[tnames] 実行済みVimスクリプトの名前を一覧表示する
|:scriptencoding| :scripte[ncoding] Vimスクリプトが使用しているエンコー
ディングを指定する
|:scscope| :scs[cope] ウィンドウを分割してcscopeコマンドを実行する
|:set| :se[t] オプションを表示または設定する
|:setfiletype| :setf[iletype] まだ設定されていなければ
'filetype'を設定する
|:setglobal| :setg[lobal] グローバルオプションを表示もしくは設定する
|:setlocal| :setl[ocal] ローカルオプションを表示もしくは設定する
|:sfind| :sf[ind] ウィンドウを分割して、
'path' にあるファイルを
開く
|:sfirst| :sfir[st] ウィンドウを分割して引数リストの最初のファイル
を開く
|:shell| :sh[ell] シェルを実行する
|:simalt| :si[malt] Win32 GUI: Windows ALT キーをシミュレートする
|:sign| :sig[n] 目印を取り扱うコマンド
|:silent| :sil[ent] 実行したコマンドの出力を抑制する
|:sleep| :sl[eep] 数秒間なにもしない
|:slast| :sla[st] ウィンドウを分割して引数リストの最後のファイル
を開く
|:smagic| :sm[agic]
'magic' オプションの下で :substitute を実行
|:smap| :sma[p] ":map"と同様。選択モード用
|:smapclear| :smapc[lear] 選択モードのすべてのマップを削除する
|:smenu| :sme[nu] 選択モードのメニューを追加する
|:snext| :sn[ext] ウィンドウを分割して引数リストの次のファイルを
開く
|:sniff| :sni[ff] sniffにリクエストを送信する
|:snomagic| :sno[magic]
'nomagic' オプションの下で :substitute を実行
|:snoremap| :snor[emap] ":noremap"と同様。選択モード用
|:snoremenu| :snoreme[nu] ":noremenu"と同様。選択モード用
|:sort| :sor[t] 行をソートする
|:source| :so[urce] Vim or Ex コマンドをファイルから読み込む
|:spelldump| :spelld[ump] ウィンドウを分割し、正しい単語を列挙する
|:spellgood| :spe[llgood] スペルチェック用に正しい単語を登録する
|:spellinfo| :spelli[nfo] 読み込んでいるスペルファイルの情報を表示する
|:spellrepall| :spellr[epall] 最後の
|z=|と同様にすべての間違った単語を置換
|:spellundo| :spellu[ndo] 正しいまたは間違った単語を削除
|:spellwrong| :spellw[rong] スペリングの間違いを登録する
|:split| :sp[lit] カレントウィンドウを分割
|:sprevious| :spr[evious] ウィンドウを分割して引数リストの前のファイルを
開く
|:srewind| :sre[wind] ウィンドウを分割して引数リストの最初のファイル
を開く
|:stop| :st[op] Vimをサスペンドする
|:stag| :sta[g] ウィンドウを分割して、タグへジャンプする
|:startinsert| :star[tinsert] 挿入モードを開始する
|:startgreplace| :startg[replace] バーチャル上書きモードを開始する
|:startreplace| :startr[eplace] 上書きモードを開始する
|:stopinsert| :stopi[nsert] 挿入モードを終了する
|:stjump| :stj[ump] ウィンドウを分割して、":tjump" を実行
|:stselect| :sts[elect] ウィンドウを分割して、":tselect" を実行
|:sunhide| :sun[hide] ":unhide" と同じ。
|:sunmap| :sunm[ap] ":unmap"と同様。選択モード用
|:sunmenu| :sunme[nu] 選択モードのメニューを削除する
|:suspend| :sus[pend] ":stop" と同じ。
|:sview| :sv[iew] ウィンドウを分割してファイルを読み込み専用
で開く
|:swapname| :sw[apname] 現在のスワップファイルの名前を表示
|:syntax| :sy[ntax] 構文強調表示 (syntax highlighting)
|:syncbind| :sync[bind] ウィンドウのスクロール状態を同期する
|:t| :t ":copy" と同じ。
|:tNext| :tN[ext] 後方へ検索し一致したタグ位置へジャンプ
|:tabNext| :tabN[ext] 前のタブページへ移動
|:tabclose| :tabc[lose] 現在のタブページを閉じる
|:tabdo| :tabdo 各タブページでコマンドを実行する
|:tabedit| :tabe[dit] 新しいタブページでファイルを開く
|:tabfind| :tabf[ind]
'path'からファイルを探し新しいタブページで開く
|:tabfirst| :tabfir[st] 最初のタブページへ移動
|:tablast| :tabl[ast] 最後のタブページへ移動
|:tabmove| :tabm[ove] タブページの位置を移動
|:tabnew| :tabnew 新しいタブページでファイルを編集する
|:tabnext| :tabn[ext] 次のタブページへ移動
|:tabonly| :tabo[nly] 現在のタブページ以外をすべて閉じる
|:tabprevious| :tabp[revious] 前のタブページへ移動
|:tabrewind| :tabr[ewind] 最初のタブページへ移動
|:tabs| :tabs タブページとその中身を列挙
|:tab| :tab 新しいウィンドウを開くとき新しいタブを作る
|:tag| :ta[g] タグを検索しジャンプする
|:tags| :tags タグスタックの内容を表示
|:tcl| :tc[l] Tcl コマンドを実行
|:tcldo| :tcld[o] 各行の Tcl コマンドを実行
|:tclfile| :tclf[ile] Tcl スクリプトファイルを実行
|:tearoff| :te[aroff] メニューを切り離す
|:tfirst| :tf[irst] 複数一致した内の最初のタグへジャンプ
|:throw| :th[row] 例外を投げる
|:tjump| :tj[ump] ":tselect" と同様、ただし一致したタグが1つし
かない場合、その場所へジャンプ
|:tlast| :tl[ast] 直前に一致したタグ位置へジャンプ
|:tmenu| :tm[enu] ツールチップメニューを定義する
|:tnext| :tn[ext] タグを前方検索し、ジャンプ
|:tprevious| :tp[revious] タグを後方検索し、ジャンプ
|:topleft| :to[pleft] ウィンドウが最も左もしくは最も上に分割されるよ
うにする
|:trewind| :tr[ewind] 最初に一致したタグ位置へジャンプ
|:tselect| :ts[elect] 一致したタグを一覧表示し、ジャンプ先のタグ
を選択
|:tunmenu| :tu[nmenu] ツールチップメニューを削除
|:try| :try コマンドを実行し発生したエラーや例外を処理する
|:undo| :u[ndo] 最後の変更を取り消す
|:undojoin| :undoj[oin] 次の変更を前のアンドゥブロックと連結する
|:undolist| :undol[ist] アンドゥツリーのリーフを列挙する
|:unabbreviate| :una[bbreviate] 短縮入力を削除
|:unhide| :unh[ide] バッファリストのメモリにロードされているすべて
のバッファをウィンドウを作成して開く
|:unlet| :unl[et] 変数を削除
|:unlockvar| :unlo[ckvar] 変数をアンロックする
|:unmap| :unm[ap] マップを削除
|:unmenu| :unme[nu] メニューを削除
|:unsilent| :uns[ilent] コマンドを silent でなく実行する
|:update| :up[date] バッファ内容が変更されていれば、ファイルに書
き出す
|:vglobal| :v[global] パターンにマッチしない行でコマンドを実行する
|:version| :ve[rsion] バージョン番号その他の情報を表示
|:verbose| :verb[ose]
'verbose'を一時設定してコマンドを実行する
|:vertical| :vert[ical] ウィンドウが垂直分割されるようにする
|:vimgrep| :vim[grep] 複数ファイルからパターンを検索する
|:vimgrepadd| :vimgrepa[dd] :vimgrepと同様だが現在のリストに追加
|:visual| :vi[sual] ":edit" と同じ、ただし "Ex" モードから抜ける。
|:viusage| :viu[sage] ノーマルモードコマンドの概観
|:view| :vie[w] 読み込み専用でファイルを開く
|:vmap| :vm[ap] ビジュアル・セレクトモードを対象とする
":map" コマンド
|:vmapclear| :vmapc[lear] ビジュアル・セレクトモードのマッピングをすべて
削除
|:vmenu| :vme[nu] ビジュアル・セレクトモードのメニューを追加
|:vnew| :vne[w] 新しいウィンドウを垂直分割して作る
|:vnoremap| :vn[oremap] ビジュアル・セレクトモードを対象とする
":noremap" コマンド
|:vnoremenu| :vnoreme[nu] ビジュアル・セレクトモードを対象とする
":noremenu" コマンド
|:vsplit| :vs[plit] カレントウィンドウを垂直分割する
|:vunmap| :vu[nmap] ビジュアル・セレクトモードを対象とする
":unmap" コマンド
|:vunmenu| :vunme[nu] ビジュアルモードのメニューを削除
|:windo| :windo 各ウィンドウに対してコマンドを実行する
|:write| :w[rite] ファイルに保存
|:wNext| :wN[ext] ファイルに保存して、引数リストの直前のファイ
ルを開く
|:wall| :wa[ll] (変更した)すべてのバッファを保存
|:while| :wh[ile] 与えた条件を満たしている限りループする
|:winsize| :wi[nsize] ウィンドウサイズを取得もしくはセットする(古
いコマンド)
|:winpos| :winp[os] ウィンドウの位置を取得もしくはセットする
|:wincmd| :winc[md] ウィンドウコマンド(
CTRL-W)を実行する
|:wnext| :wn[ext] ファイルに保存して、引数リストの次のファイル
を開く
|:wprevious| :wp[revious] ファイルに保存して、引数リストの直前のファイ
ルを開く
|:wq| :wq ファイルに保存して、ウィンドウもしくは Vim を終
了
|:wqall| :wqa[ll] すべての変更済みバッファを保存し、Vim を終了
|:wundo| :wu[ndo] アンドゥ情報をファイルに保存する
|:wviminfo| :wv[iminfo] viminfo ファイルに保存
|:wsverb| :ws[verb] workshopに命令をIPCで送信する
|:xit| :x[it] バッファが変更されていたら保存し、ウィンドウ
もしくは Vim を終了
|:xall| :xa[ll] ":wqall" と同じ。
|:xmapclear| :xmapc[lear] ビジュアルモード時のマッピングを全て削除する
|:xmap| :xm[ap] ":map"と同様。ビジュアルモード用
|:xmenu| :xme[nu] ビジュアルモード時にメニューを追加する
|:xnoremap| :xn[oremap] ":noremap"と同様。ビジュアルモード用
|:xnoremenu| :xnoreme[nu] ":noremenu"と同様。ビジュアルモード用
|:xunmap| :xu[nmap] ":unmap"と同様。ビジュアルモード用
|:xunmenu| :xunme[nu] ビジュアルモード時にメニューを削除する
|:yank| :y[ank] 行をレジスタへヤンク
|:z| :z 行を表示
|:~| :~ 直前に実行した ":substitute" を実行
vim:tw=78:ts=8:ft=help:norl: