*if_sniff.txt* For
Vim バージョン 7.3. Last change: 2005 Mar 29
VIM REFERENCE MANUAL
by Anton Leherbauer (toni@takefive.co.at)
SNiFF+ と Vim
*sniff*
1. イントロダクション
|sniff-intro|
2. コマンド
|sniff-commands|
3. SNiFF+ インタフェイス付きコンパイル
|sniff-compiling|
{Vi には、これらのどのコマンドもありません} *E275* *E274* *E276* *E278* *E279*
SNiFF+ インタフェイスは、
|+sniff| 機能つきでコンパイルしていた場合にのみ有効で
す。
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1. イントロダクション
*sniff-intro*
SNiFF+ を使う以下の機能が利用できます:
* 全ての編集リクエストに Vim を使うことができます
* Vim でファイルがセーブされると SNiFF+ はそれに気づいて、全てのブラウザ
を更新します
* SNiFF+ コマンドを Vim から直接実行できます
Vim で SNiFF+ を使うには
1. SNiFF+ が起動していることを確認してください。
2. Preferences ダイアログでの Editor ビューで、フィールド名の 'External
Editor' を 'Emacs/Vim' に変更してください。
4. Vim を起動します。
5. SNiFF+ に接続します。(:sniff 接続)
いったん接続が確立されると、SNiFF+ は、ソース・コードを表示したり、編集した
りする全てのリクエストで Vim を使います。一方、:sniff コマンドで SNiFF+ にク
エリーを送ることができます。
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2. コマンド
*sniff-commands*
*:sniff* *:sni*
:sni[ff] request
[symbol] sniff にリクエストを送信する、symbol はオプショナ
ル
{Vi にはない機能です}
:sni[ff] 可能な全てのリクエストと接続状態を表示する。
ほとんどのリクエストは symbol (識別子)をパラメーターとして必要とします。省略さ
れた場合は、カーソルの下の単語が使われます。利用可能なリクエストの一覧を下に挙
げます:
リクエスト マッピング 説明
-------------------------------------------------------------------------------
connect sc SNiFF+ との接続を確立します。
Preference で、これが可能なように SNiFF+ を設
定ずみかどうか確認しておいてください。
disconnect sq SNiFF+ との接続を切断します。:sniff connect
(もしくは
'sc')で、いつでも再接続できます。
toggle st 実装と定義ファイルをトグルします。
find-symbol sf シンボル・ブラウザーに symbol を読み込みます。
browse-class sb クラス・ブラウザーに class を読み込みます。
superclass ss symbol の superclass を編集します。
overridden so symbol の上書きされた method を編集します。
retrieve-file srf 現在のファイルの symbol を集めます。
retrieve-project srp 現在のプロジェクトの symbol を集めます。
retrieve-all-projects srP 全てのプロジェクトの symbol を集めます。
retrieve-next sR 現在の Retriever の設定を使って symbol を集め
ます。
goto-symbol sg symbol の定義もしくは実装に飛びます。
hierarchy sh 回想ブラウザーに symbol を読み込みます。
restr-hier sH 上と同じですが、関連する class のみを表示しま
す。
xref-to sxt symbol に関する refers-to クエリーを開始し、結
果をクロス・リファレンサーに読み込む。
xref-by sxb symbol に関する referred-by クエリーを開始する。
xref-has sxh symbol に関する refers-to コンポーネント・クエ
リーを開始する。
xref-used-by sxu symbol に関して、コンポーネントとして
referred-by クエリーを開始する。
show-docu sd symbol のドキュメントを表示する。
gen-docu sD symbol のドキュメントを生成する。
マッピングは 'sniff.vim' に定義されており、これは全ての SNiFF+ プロダクトの一
部になります ($SNIFF_DIR/config/sniff.vim)。このファイルは Vim が SNiFF+ に接
続するときには、常に読み込まれます。
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3. SNiFF+ インタフェイス付きコンパイル
*sniff-compiling*
Vim を SNiFF+ サポートつきでコンパイルするには、extra アーカイブに含まれる2つ
のソース・ファイルが必要になります: if_sniff.c と if_sniff.h。
Unix 上: Makefile を編集して"--enable-sniff"の行のコメントを外します。もしくは
"--enable-sniff"を指定してconfigureを実行してください。
NT 上: make コマンドで SNIFF=yes を指定します。
vim:tw=78:ts=8:ft=help:norl: