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pi_paren - vimdoc

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*pi_paren.txt*  For Vim バージョン 7.3.  Last change: 2008 Jun 16


                  VIM REFERENCE MANUAL    by Bram Moolenaar


対応するカッコの強調表示                        *matchparen*

このプラグインは標準プラグイン |standard-plugin| です。
'compatible' がオフのときだけ利用できます。

このプラグインが読み込まれないようにするには変数 "loaded_matchparen" を設定し
てください:
        :let loaded_matchparen = 1

このプラグインはオートコマンドイベントの CursorMoved、CursorMovedI、WinEnter
を使って強調表示を再設定します。

                                        *:NoMatchParen* *:DoMatchParen*
このプラグインの機能を無効にするには次のコマンドを使います:

        :NoMatchParen

機能を有効に戻すには次のコマンドを使います:

        :DoMatchParen

強調表示には MatchParen が使われます。":highlight" コマンドを使って好きな色を
設定できます。例:

        :hi MatchParen ctermbg=blue guibg=lightblue

オプション 'matchpairs' に設定されている文字が強調表示されます。このオプション
を設定することで好きな文字を強調表示できます。Note: 設定しても機能しない文字も
あります。例えば、シングルクオートやダブルクオートのペアなどは、始点と終点が同
じなので強調表示できません。

対応するカッコを探すときには構文強調の属性が使われます。カーソル位置の文字が、
文字列やコメント以外のときは、文字列やコメントの中は無視されます。名前に
"string" や comment"が含まれている構文強調アイテムはすべて、文字列やコメントと
して扱われます。

カーソルの移動が遅くならないように、対応するカッコの検索には次の制限がありま
す:
- ウィンドウに表示されている範囲だけ検索する。
- 閉じた折り畳みがあると処理に時間がかかるので、カーソル位置から 100 行以内の
  範囲だけ検索する。
- 長い行が構文強調表示されていると処理に時間がかかるので、カーソル位置から
  'synmaxcol' の二倍の範囲の文字だけ検索する。


|%| コマンドの動作を改善したい場合は matchit プラグインを使ってください。
|matchit-install| 参照。このプラグインを使うとコメント内のカッコをスキップする
こともできます。これは matchparen プラグインとの関連性はありません。matchit プ
ラグインは matchparen とは別のメカニズムを使っています。

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 vim:tw=78:ts=8:ft=help:norl: