*hangulin.txt* For
Vim バージョン 7.3. Last change: 2009 Jun 24
VIM REFERENCE MANUAL by Chi-Deok Hwang and Sung-Hyun Nam
NOTE:
|+hangul_input| 機能は削除されることが予定されています。これの存続を望む
方は Vim ユーザーメーリングリストにメッセージを送ってください。
イントロダクション
*hangul*
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これは GUI version の Vim でハングル(韓国語)を入力するための説明です。XIM プロ
グラムを持っている場合は、
|+xim| 機能を使うことができます。基本的にこのファイ
ルは XIM プログラムを持っていない方向けの説明です。
コンパイル
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次のオプションは最低限の指定であり、他の configure オプションを追加することも
できます。
そして、
|+hangul_input| 機能が configure によって有効になっているかどうか、
feature.h をチェックすべきです。そして、他のオプションも選択することができます。
たとえば、2 bulsik か 3 bulsik のどちらのキーボード・タイプを使うかなど。次の
ようなキーワードがファイルにはあります。
環境変数
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LANG 変数を、ko や ko_KR.euc のような韓国語ロケールに指定する必要があります。
LC_ALL 変数をセットしている場合は、それも韓国語ロケールである必要があります。
VIM リソース
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次の行を vimrc ($HOME/.vimrc) に加えてください。
キーボード
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VIM_KEYBOARD か HANGUL_KEYBOARD_TYPE 環境変数を使うことによって、キーボード・
タイプ(2 bulsk か 3 bulsik)を変更することができます。sh の場合で、2 bulsik に
するには、次を実行してください:
もしくは:
両方がセットされている場合は、VIM_KEYBOARD が優先されます。
ハングル・フォント
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$HOME/.Xdefaults か ユーザの.gvimrc でテキストのフォントを設定することができま
す。しかし、ハングルを使うには、vimrc で
'guifontset' を設定する必要があります。
$HOME/.Xdefaults:
$HOME/.gvimrc:
注意! , (コンマ) か ; (セミコロン)です。
そして ':set guifont' が設定されていてはいけません。もし設定されていると GVim
は ':set guifontset' を無視します。つまり、Vim がフォント・セットのサポートな
しで動作することになり、英語の文字だけが見えることになり、ハングルは正しくは表
示されなくなります。
'fontset' 機能が有効にされた後では、Vim では
'font' は使えなくなります。例えば、
もし .gvimrc で次のようにしている場合は:
構文ハイライトの指定では次のようにする必要があります:
単に次のようにした場合は:
たくさんのエラー・メッセージが表示されることになります。注意してください!
ハングル・フォントの幅は、英語フォントの幅の2倍である必要があります。
サポートされていない機能
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Johab フォントはサポートされていませんし、予定もありません。どうしても johab
フォントが使いたい場合は、gau パッケージの hanguldraw.c を使うことができます。
Hanja 入力はまだサポートされていませんし、予定もありません。どうしても Hanja
を入力したい場合は、hanterm で Vim を使ってください。
バグ・コメント
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コメント、パッチ、提案などはこちらに:
Chi-Deok Hwang <hwang@mizi.co.kr>
SungHyun Nam <goweol@gmail.com>
vim:tw=78:ts=8:ft=help:norl: